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しりとり俳句《61》

ただいま、紫乃は七転八倒中。
(理由は後半で笑)

そんな中、しりとり俳句は、まさに頭の転換✨
清涼剤であります!

今週も楽しく詠みました。

「さち・ちり・しの・しりとり俳句・二年目ルール」
☆順番=ちり→しの→さち
☆下五・下二字、または一字でしりとり
☆下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二文字(もしくは一文字)から始める
(季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃)

第61回は、7/17~7/23(1271~1293)全23句

1271. 虹立つや観覧車へと手をつなぎ
    虹立つ(三夏)し

1272. 泣き顔のやうな笑顔や月涼し
    月涼し(三夏)さ

1273. 四万六千日日光浴をしたる亀
    四万六千日しまんろくせんにち(晩夏)ち

1274. 亀の子のくいと伸びたる首と顔
    亀の子(三夏)し

1275. 顔付きのしゆつとしてゐる金魚かな
    金魚(三夏)さ

1276. 行水や自由気ままな癖毛なり
    行水ぎょうずい(晩夏)ち

1277. 夏書する筆の掠れや朝ぼらけ
    夏書げがき(三夏)し

1278. ラケットを背負しょつて盛夏のホームかな
    盛夏(晩夏)さ

1279. 蒸暑しリストバンドの覇気はもう
    蒸暑し(三夏)ち

1280. 猛然と御器齧へと新聞紙
    御器齧ごきかぶり(晩夏)し

1281. しつかりと舌の真つ赤に氷水
    氷水(三夏)さ

1282. 水羊羹まづは季節の話題から
       水羊羹(三夏)ち

1283. 空梅雨や長靴二足あくびする
    空梅雨(三夏)し

1284. するすると数独解くや扇風機
     扇風機(三夏)さ

1285. 浮草やすぐに友達つくれる子
    浮草(三夏)ち

1286. 蝙蝠や動物図鑑見てをりぬ
    蝙蝠(三夏)し

1287. 脱ぎ捨つる靴下まるく帰省かな
    帰省(晩夏)さ

1288. 青春の線香花火終はりさう
    線香花火(三夏)ち

1289. 掃除して椅子を重ねて夏休み
    夏休み(晩夏)し

1290. すみつこを陣取つてゐるアロハシャツ
    アロハシャツ(三夏)さ

1291. シャツの裾ボトムへ入れて御来光
    御来光(晩夏)ち

1292. 香水の最後のしづく鎖骨へと
    香水(三夏)し

1293. 遠くより冷やし中華が呼んでゐて
    冷やし中華(三夏)さ


     ・・・・・

所属結社の、「創刊九十周年記念作品・未発表作品十五句」の〆切が、この七月末(郵便の場合は、当日消印有効)。

必須というわけではないのですが、私は記念式典に出席できないので、せめて俳句だけは出したいと。
村上主宰と津川顧問が、同人・会員の区別は設けず同じ土俵の上での審査をしてくださるという、「え💦まじか💦」な。

いやあ、題をつけての十五句って、なかなか大変です。
というわけでの、七転八倒。

そして、今日 Twitter のやり取りで「どのような形のものでもいい、一句一句の良さを見ます」という旨の主宰のお言葉を知り、、、
ひゃ~~😱
季節・テーマ、何でもOK、でも一句一句が良くないと、というわけです。

取り合えず、自分で納得の十五句、を出せたらいいなと思っています。


ということで!
しりとり俳句は、気分転換🎶楽しい~!


いつもお目通しくださる皆さま、ありがとうございます😊
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