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ほりべえさんの質問からの【木瓜】四句


【寒木瓜:冬】(冬の二句)

寒木瓜やほのかな紅の君の頬

朝の陽に寒木瓜ふわり微笑みて

【木瓜:春】(春の二句)

庭の木瓜ひと枝折りて床の間に

路地裏の木瓜に仔猫がにゃあと鳴く


かんぼけやほのかなべにのきみのほほ

あさのひにかんぼけふわりほほえみて

にわのぼけひとえだおりてとこのまに

ろじうらのぼけにこねこがにゃあとなく

    ・・・・・

今回のこの四句は、本日、俳句幼稚園に入園されたほりべえさんからの質問からの句です。

鶫ちゃんがコメント欄で説明しているとおり、木瓜の花は「木瓜」としては春の季語となり「寒木瓜」とすると冬の季語となります。

今回は、きちんと「五七五の定型」を大切に詠んでみました。

さあ、幼稚園のみなさん、ほりべえさん入園のお祝いに「木瓜」の花でぜひ詠んでみてくださ~い!

ほりべえさん、どんな質問でもどうぞ!
お待ちしています!

いただいたサポートは、次回「ピリカグランプリ」に充当させていただきます。宜しくお願いいたします。