見出し画像

狗尾草、ゑのこ草、ゑのころ、猫じゃらし(三秋・植物)


狗尾草えのころぐさたわわに摘んでおままごと


悪戯いたずらの心むくむくゑのころ草


ゑのころを束で掲げて横断歩道
👇
ゑのころを束でかかげて横断歩道
(鶫ちゃんアドバイスにより、ひらがなに)


猫じゃらし見ると涙のなんでかな



季語:狗尾草(えのころぐさ)(三秋)

子季語:猫じやらしゑのこ草

イネ科の一年草。
花穂を小犬の尾に擬してこの名がある。
その穂で猫をじゃらすことから「猫じゃらし」ともいう。
茎の長さは六〇センチくらいで、葉は細く麦や粟に似る。

角川俳句歳時記・第五版「秋」

※ゑのころ、は子季語としての掲載はないけれど、先行句にあったのでよいかと。

ゑのころの金となるまで吹かれをる 下坂速穂

角川俳句歳時記・第五版「秋」


     ・・・・・

幼稚園時代、小学校低学年、私にとって狗尾草は最高の遊び道具のひとつだった。

こんな感じの句なら、とめどなく詠めそう。
それほどまでに近い植物。

いまだに、悪戯できる(笑)

四句目(新仮名・口語)は、例のあれ。私の心の叫び。
ないてないてないて、の句。
生きて生きて終われ、の句。
との同列、と自分で思った。

最近とみに思っていることは、基本をきちんと学んだうえで、どう自分を自由に表現できるか。

一番難しいのは、崩す、いや、基本から外れる加減。
三段切れ、中八、季重なり、破調、口語、あってもいいよね、な。
これが、わかるようになるには、まだまだだけど。

やってやれ~~、間違ってなんぼ(笑)
今、めちゃ俳句楽しいから良しとする。


お時間があれば詠んでみてください。

※決してお題(必ず詠む)ではありません。
 
自由な季語での自主練」も大歓迎!

追記 : 画像は削除しました。

いただいたサポートは、次回「ピリカグランプリ」に充当させていただきます。宜しくお願いいたします。