見出し画像

名月、月今宵(仲秋・天文)


湖のほとり湯浴みて月今宵


名月やかまど地獄の鬼の赤



季語:名月(仲秋)

子季語:明月、満月、望月、もち、今日の月、月今宵つきこよい、今宵の月、三五さんごの月、三五夜さんごや、十五夜、芋名月いもめいげつ中秋節ちゅうしゅうせつ

旧暦八月十五日の月。中秋の名月である。
澄み渡る夜空に清澄な満月が輝く。
折しも、秋草が咲き乱れ、露を抱き、虫の音が競い合う。
四辺に風情溢れる中に立って中天を仰ぐと、仲秋の名月。今日の月、今宵の月、三五の月、望の月と詠まれてきた十五夜の月がある。
人々は、新芋や団子、枝豆、薄の穂などを供えて賞する。芋名月といわれる所以である。
これはまた豊作を祝う農耕行事としても、節目の時期といえる。

新版・角川大歳時記「秋」


     ・・・・・

本日は、2022年の仲秋の名月です。

子季語もたくさんありますので、ぜひ、十五夜を想ってご自分の名月を詠んでいただければと思います。


一句目、支笏湖の丸駒温泉からの景。


お時間があれば詠んでみてください。

※決してお題(必ず詠む)ではありません。
 
自由な季語での自主練」も大歓迎!

いただいたサポートは、次回「ピリカグランプリ」に充当させていただきます。宜しくお願いいたします。