モウ、ワタシハダイジョウブ【才の祭・〆切り後】

ツラカッタ。
キツカッタ。
キエタカッタ。

ないてないてないて仰げば鱗雲

ふと見上げた空。
あまりに美しい青い空。
そこに渡りゆく鱗雲。

ああ、なんて美しいのだろう。
アレ？ワタシコノウツクシサヲカンジテル。

目からとめどなく流れる水。これって何だろう。
ああ、もしかしたらナミダ？
ああ、きっとそうだ。
ワタシハダレダッケ？
私はわたし、紛れもなくわたし。

わたしはあなたに逢いたい。いつかあなたに逢いたい。
だから今,、わたしはナミダを流しきる。
あなたに逢う準備をするために、ナガシキル。

　　　　・・・・・

あれが西暦何年のことだったのか、私はもう思い出せない。
いや、思い出そうと試みることすら鬱陶しい。
それほどの過去。

あの日、私は涙を流しきれたのだろうか。
たぶん、きっと、流しきれたのだ。

今日という日、私はあなたといられることが嬉しい。
消えずに今を過ごせていることが嬉しい。

ありがとう、私を支えてくれた全ての事象。
ありがとう、私を支えてくれたわたし。
ありがとう、私を支えてくれているあなた。

ゴミ出しは小春日和のエプロンで

ほら、私はこんなに変われたよ。
愛するあなたのおかげで。

　　　　　・・・・・

都内のホテルのクリスマスツリー。
今年も間もなくジングルベル。

一緒に美味しいワインをあけよう。
あなたと一緒にあけよう。

モウ、ワタシハダイジョウブ。

アナタガイルカラ、ダイジョウブ

　　　　　・・・・・

こちらの企画に参加させていただきます。
宜しくお願いいたします。

コトバがあふれ出たのが今日だったので、〆切りには間に合いませんでした。

　　　　・・・・・ end ・・・・・

タイトル画像：THE PENINSULA TOKYO　クリスマスツリー