【曲からチャレンジ】すり替わる世界
いつからか得意になっていったのは、誰かに何も言われないようにするための立ち回りだった。まるで何も知らないかのように振る舞うことで自分自身の存在を守っていた。もう、あの頃の自分には、戻れないところまで来てしまった。
あの輝いていた過去と比べると、今では一人でベットの上で毛布にくるまりながら何かに怯える生活を過ごしている。荒んでいる。でも、そんなことは分かっている。ニュースから流れる情報なんて自分とはもう、とうの昔にさよならをげている。だって、どんなに頑張ったところで変わらな