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そんなはずは……ない。

 自分語り。  と言っても、どこの馬の骨ともわからぬ人間の話なんか、誰も見向きもしない。ただ、自分のなかの“遺品整理”として書きたいんだ。ただ、それだけ。  つくづく思う。『信頼関係』って、なんだろな? って。一方通行では成り立たないのは、なんとなく思う。  自分はどうしても人を信じることができない。なにしろ実の両親にさえ、信用できなかった。かわりに罵られ、虚仮にされ、挙げ句の果てには、ふざけられて約束を反故にされてばかり。  『信用』や『信頼』なんて、まやかしにすぎな

    • これだから……。

       いつぞやの脳内。  いつも通り予想通り。そんな通り道はないのに、閑古鳥のはずなのに、わちゃわちゃしている我が思考回路。  さて、キャラたちをどうしようか。  手掛けている(当時)作品。  ある二つの種族が戦いによって絶滅するのだが、一定の条件を満たせば両族は蘇生できるという乱暴な設定(主役がその種族に該当する)。 《……なんで、なんであんな展開にしたんだよ? まだ言えてなかったのに》  いまにも泣き出しそうな弱々しい声を、鼓膜が拾う。くぐもっていてもしっかりと聴こえ

    そんなはずは……ない。