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サラリーマンの確定申告だったら、国税庁のWEBツールだけで申告できた話。

申告書の作成だけなら、WEB確定申告は意外と簡単なんです。


来年の確定申告に向けた準備は、すでに始めなければ間に合いません

なので、来年の確定申告に向け、今から準備を初めて行きましょう。


□国税庁のWEBツールを触る前に必要だった5つの準備

WEBツールでの申請は1日もあれば終わるのですが、

私的には、国税庁のWEBツールを使えるようになるまでの準備の方が大変でした。

そもそもどのような事由で申告できるのかや、どのような書類がないといけないのかは、去年の1月から準備を始めていないと今年確定申告に間に合うわけがありません。

1年前からの準備が必要なので、今年分の確定申告(来年の3月15日が期限)は、もう準備を始めていないといけなかったわけです。

初めて確定申告する人であれば、次の準備が必要です。

①マイナンバーカードを取得する

②マイナポータルを使えるようにする

③確定申告について概要を知る

④e-Tax を使えるように端末を設定する

⑤申告に必要な書類を集める

それぞれ苦労したところは、私のブログにまとめておきました。


さて、確定申告の本題です。


□申告に利用するシステム
申告に利用するシステムは、実はたくさん種類があります。

各ソフト・コーナーというページで紹介されていますが、大きく「1. WEB型ソフト」と「2. ダウンロード型ソフト」と「3. 金融機関向けのソフト」があります。

一般人に向けては、マイナポータルから連携して飛べる「確定申告書等作成コーナー」と「e-Taxソフト(Web版)」の2種類があります。

ただe-Taxソフト(Web版)の方が高機能ではありますが、初心者にはたくさんメニューがありすぎて、どう扱ったら良いかわかりません。変にプロ気取りをせず、大人しく「確定申告書等作成コーナー」で作成できる範囲で頑張ってみましょう。(ネーミングセンスがよくないので、来年は変わるかもしれませんが)

こんな感じのメニューになっています。

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マイナポータルと繋げておけば、マイナポータルから、「確定申告書等作成コーナー」に飛べます。

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「申告書等の作成へ」を押下して、「確定申告書等作成コーナー」を起動します。「作成開始」を押下すると、システムが動き出します。注意点としては、国税庁推奨のブラウザで開くことです。

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端末環境に問題がなければ、次の画面に進めます。

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さて、これが、令和2年分 所得税及び復興特別所得税の確定申告書作成コーナーの全貌のようです。

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事前に必要な書類をしっかり揃え、各制度の趣旨をしっかり理解していれば、この「確定申告書等作成コーナー」であれば初心者の私でもなんとか自力で入力することができました。

最後に、マイナンバーカードを使って署名し、e-Taxで送信すると、以下のような完了画面にたどり着きます。

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まとめ

確定申告ソフトを使わないと難しいかなと思っていましたが、国税庁の提供してくれている無償のツールを使うと、「申告者は集めた資料をもとにデータを入力すれば良いだけ」なので結構簡単でした。

書類に書くよりも、税額控除額をシミュレーションできたり、自動で計算されるべきものがちゃんとされ、来年にデータを繰越できる点も素晴らしいです。


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