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1月15日は小豆粥

寒い。
こんな日は体が芯まで温まるものを食べたくなるものである。

元日から1月7日をお正月(大正月)と言うのに対し
1月14日から1月16日まで、
もしくは1月15日単日のことを小正月(こしょうがつ)と呼ぶ風習が日本にあります。
古くはこの日までを松の内としていたそうです。

小正月に食べる小豆粥のことを十五日粥といいます。
小正月の1月15日に一年の邪気を払う目的で小豆の入ったお粥、小豆粥をる風習があったこと、今となってはあまり知られなくなりましたが、
ちょうどこの時期は寒さが厳しくなり
風邪や胃腸を壊して寝込む人がちらほら出ているようです。

こんな時は栄養価の高い小豆粥を食べるのは
自然体で生きていると自ら欲するものですね。
小豆には鉄分やビタミンB1、ポリフェノールなどが含まれています。
鉄分が不足してしまうと酸欠状態になり
めまいや息切れなど、貧血状態になってしまいます。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるときに必要な働きをするといわれています。

1月15日に食する小豆粥の古くからある風習は
これを区切りにお正月の雰囲気から脱し
いよいよ日常生活に戻るための
ぴったりのメニューであるようですね。



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