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言霊秘義はkami no miwaza

古神道の言霊を学ぶと
日本語の作り方が自然原理と合致していることがわかる。
どれ一つとってもだ。

宇宙間に漂う神霊原子と霊素が働きが活発に
宇宙に満ち満ちている。

天津祝詞などの冒頭に出てくる「高天原に・・・」の7文字で
何を表しているのかといえば、
出口王仁三郎師の言霊学の捉え方で例えると
その漢字を「タカアマハラ」と読んだら
タカアマハラは全大宇宙を指しているということになる。
言霊によってどこに向けて働きかけている文章かということが
感じ取れるようになると、祝詞一つ読むにしても
面白いものであります。

言霊は理学的であって宇宙原理と合致しているものだから基底が
崩れるはずがなく太い。
誰でも聞けば自然に納得するようにできているところが面白いところだ。

日本の国は言霊の幸(さち)はふ国、言霊の生ける国、言霊の清(さや)けき国とされ、言霊の天照国等と古来より伝承される言霊の満ち溢れる国柄であります。
日本語の霊力を知らずにわたしたちは育ってきしまいましたが
もう一度自然界に合わせてその真意を知る事で
日本人の底にあるもの凄い特殊な力が復活するのであろう。と思っている。

ヨハネ伝の第一章冒頭では、言霊は即ち神だということについて触れているので
少し触れてみますと、

第1章

1 初はじめに言ことばがあった。言ことばは神かみと共ともにあった。ことばは神かみであった。

2 この言ことばは初はじめに神かみと共ともにあった。

3 すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。

4 この言ことばに命いのちがあった。そしてこの命いのちは人ひとの光ひかりであった。

5 光ひかりはやみの中なかに輝かがやいている。そして、やみはこれに勝かたなかった。

とあるが、この大事なところを真解できているかは疑問であります。
さらに、福音書では
「太初(はじめ)に道(ことば)あり 道(ことば)は神なり、
神は道(ことば)と共にありき、万物これに依りて造られる。
造られたもの これに依(よ)らざるはなし・・・・・・」とあるように
宇宙の根源を創造されたとされる主の神の言葉たるご神徳を讃えつつ、
この世にあるものは全て言葉によって現れているんだよ〜と
なっている。

ここで出てくる主の読みは「しゅ」です。
古神道の言霊学での中心は「す」であります。
「す」の音霊は古事記でいえば宇宙の中心の神・天之御中主神にあたります。
天之御中主神から霊力が産出され、音となって鳴り響くと、
次に「う」の声音の高皇産霊大神(霊系統の祖神)が鳴り出して、
次、「あ」の声音で神皇産霊大神(体系等の祖神)が生まれ、
その「霊・力・体」の神わざが造化三神となっていて、
霊・力・体は別の読み方のひとつに霊(ひ)・力(ふ)・体(み)という数歌のように数霊がここで絡んでいるのであって、どれもブレていないのでスッキリする。
三という数字は数秘学においても何かを生み出す数であって
内容が一致するところだ。

一音多義である日本語は
音霊、言霊、数霊が重なりあい意味を深めているから
祝詞や祈りの言葉は霊的に働いて
言霊の力によって、善なる神が表れる仕組みであります。

ほんの少しこれだけでも知った時は大興奮するものだが、
まだまだすごいのはこれだけではない。

言葉の成り立ちも考え方が変わっているが、わかりやすい!
ローマ字を用いて説明すれば
K・S・T・N・H・N・M・Y =「カサタナハマヤラワ」などを父音と定義し
A・0・U・E・I =「アオウエイ」を母音とします。

自然原理と合わせれば、父音➕母音の父と母が結合すれば生まれるのが子供であって、子供が言葉にあたり、言葉ができるとなるので、自然でわかりやすい。

言霊学を作った山口志道翁の説でいけば
日本語は天地の玄理に基づいて生成された神聖な五十音図であって、
水(女)と火(男)の交合であり、
この五十音図は結びなす大宇宙の曼荼羅となっている。

森羅万象(それが社会科学的なことであろうと、自然科学的でなことであろうと)全てを水と火の交合で、妙同によって説いている。
この考えは古代中国における叡智の結晶とされている易においても
陰陽、八卦また八卦を重ね合わせた六十四卦によって
万象を説明しているのと同じであります。

日本の言霊学は水と火の関係性は易の陰陽にぴったりと合っていて
八卦の六十四卦に対応するということを『水穂伝』の五十音図表で
示しています。

何か新しいことを作りだすには
まず日本語の音を出して気持ちをのせることが大切です。
そして自分の声の音が清らかな音となるようにすると
魂の方も清らかに光り出す!
魂の清らかな人というのは、声が清らかだといわれています。
どちらが先でもいいが、常日頃美しい言葉を発しながら
話したいものだと思った。


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