コーヒーを好きになって私に起きた変化
コーヒーを好きになって、たぶん私変わりました。
まだまだ初心者の域を出ない私ですが、それでも、こんな形で表現できるほどにはコーヒーが好きですし、自分なりの考えもできました。
少々クサい文章だったりしますが、どうか読んでいただけると嬉しいです。
味、香りに敏感になった
美味しいコーヒーを味わい尽くすため、自分の味覚や嗅覚に注意を向けるようになりました。
舌の上のどの感覚を快いと感じ、どの感覚を不快に思うのか。
口内のどの感覚を好み、どの感覚を嫌うのか。
コーヒーを味わうには、それらを注意深く知覚する必要があります。
コーヒーを飲むたびに、舌の上、口内、鼻腔の感覚と感情のフィードバックを意識するようになりました。
普段食べるものの味にも敏感になり、美味しいものを食べたときに前よりもそのおいしさをはっきりと説明できるようになった気がします。
遠くの国と人を身近に感じるようになった
コーヒー豆は遠い遠い国から海を渡ってやってきます。
エチオピア、ケニア、インドネシア、ブラジル、コロンビア、エトセトラ...
それまでは「あまりよく知らない、どこか遠くの国」だったそれらの国が、コーヒーを飲むことで私にとって大切な国に変わりました。
美味しいコーヒーを口に入れる瞬間は至福の時間です。
そんな瞬間も、質の高いコーヒーを作るために働いている人たちがいてこそのものなのです。
エチオピアで起こった紛争はもはや他人ごとではありません。
自分を幸せにしてくれる人たちが危険にさらされているかもしれないのです。
コーヒーは、自分と世界とのつながりをはっきりと私に気づかせてくれました。
科学に強い興味を持った
コーヒーをもっと理解したくなった私は、科学の重要性に気づきました。
コーヒーのあれこれもまた、この世界を成り立たせる法則によって働いているからです。
栽培、精製、焙煎、抽出、どの段階においても真実、正解は存在します。
その真実に少しでも近づこうとする過程が、科学そのものなのです。
少しでもちゃんと理解したい。少しでもうまくやりたい。
そのアプローチとして、少しづつ様々な分野の勉強をしたいなと思っています。
明日の楽しみが増えた
コーヒーを好きになってから、「次に何をしよう」とワクワクすることが多くなりました。
「明日はどの豆を、どの抽出で飲もうか」
「明日の抽出はこんな風に変えてみようか」
「次はどこの豆を買おうか」
「次はどの器具を買おうか」
「次はどんな勉強をしようか」
次の自分の行動を思い浮かべるだけで、その瞬間が待ち遠しくなります。
コーヒーの世界は広く、深いです。
ただ楽しんでいればいいこともあれば、不満に思うこと、変えなければならないこともきっとたくさんあります。
少しでもいい世界のために、私も何かできたらいいなぁ。
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