見出し画像

IQ81の幼少期「自我っていつ芽生えた?」(1分で読める)

夫と「自我っていつ芽生えた?」という話になった。

私には2歳頃に親と変電所の近くを散歩した記憶を皮切りに幼稚園の記憶も数多く残っている。早生まれ(3月生まれ)の私はベビーカーで入園式に行ったし。

親からの愛着云々は全く関係なしに、私は目立ちたがり屋で、4歳の時の運動会ではプラカードを掲げて先頭を歩いたり、5歳時代のクラス工作では率先して自分のアイディアを展開して皆で制作した。尚、そのクラス工作は仕上がりが箱を連ねただけの駄作でがっくりきた事まで記憶にある。私は皆が乗れる動くジェットコースターを作りたかった。レールがスライドするような構造や耐えられそうな材料、歯車の仕様まで考えていた。設計もしたのだ。だが、それはクラスメイトには伝わらなかった。

その頃には大分「自分はどうしたいのか」「何が好きなのか」「自分はどういう性格だ」など自我があったのだと思う。ただ、どうしたらそれを伝えられるのか、共有できるのかはまだかなり未熟で、わからなかった。

しかし「あいつ、矛盾した行動取ってるけど何なんだ……」「クラスメイトからストーカーに遭って嫌な気持ちになったのは私なのに、何で私が先生から怒られるのかよくわからないな……」「お前、散々私のこといじめて来て、今更仲良く喋れると思ってんの? 意味わからない」「なんだあいつ、空気読めよ」など……、流石にここまで語彙力はなかったが🥺、クラスメイトや先生に対してそんなことを色々考えていた。そんな3歳児〜5歳児であった。

(マセガキ……!!!!🥴🥴🥴)

集団いじめに遭った時の記憶は強烈にあり、今でも景色やいじめっ子の挙動も思い出せる。「なんでこんなことをするんだろう、理解できない。自分は何をしたんだろう」とわからなくて、母が迎えに来た時にはしくしく泣いていた。

まあ、振り返ってみれば幼稚園児のいじめは理由など無いことが大半だ。いたずらの延長線上だ。(最近の幼稚園児同士の暴力的ないじめに関してはどうか裁かれてほしいと切に願う)

そんな話を夫としていたが、やはり男の子と女の子の精神の成長曲線というのは違うらしく、夫はそんなに覚えていなかったという。

IQ81の子供はここまで考えていた、という話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?