見出し画像

Wherebyチームが開発協力!オンライン飲み会サービス「たくのむ」裏話

外出自粛、在宅ワーク推奨の流れを受けて、日本でも「おうちで楽しむ」方法がいろいろと考えられるようになってきました。

そんななか、「オンライン飲み会」が急速にブームに。3月28日にリリースされたオンライン飲み会サービス「たくのむ」( https://tacnom.com/ )は、まさにその流れを受けて話題となっています!

「裏側のシステムがWherebyじゃない?」と気づいてくれた人もいましたが……そうなんです。「たくのむ」はWherebyが公開しているAPIを使って作られたサービス。今回は、オンライン飲み会ブームについてお伝えするとともに、ノルウェーチームが協力させていただいた「たくのむ」の裏ストーリーをお届けします。

海外では #VirtualCoffee 、日本では #オンライン飲み会 が流行中!

世界で密かに流行っているWherebyの使い方に、#VirtualCoffee というものがあります。仕事の合間に、オンライン上でコーヒーブレイク。WherebyのProプランで「コーヒーブレイク専用部屋」を作っているというチームもあり、Wherebyの本拠地ノルウェーがある北欧では、コーヒーは文化として定着しています。

日本にも、人と人とのコミュニケーションにおける独自の文化がありますね。それが、NOMIKAI(飲み会)です。

以前から、Whereby飲みをやってみたら楽しかった!という声はありました。

他の会議ツールでもできるけれど、Wherebyは4人までなら無料&時間無制限なのが強いところ。ほっと落ち着くデザイン、URLだけで簡単にできるところを気にいってくれる人もいて、カジュアルな使い方も増えきています。

そんなとき一通のオファーを頂いたのが、「たくのむ」開発のはじまりでした。

画像2

WherebyはAPIを公開(アプリケーションプログラミングインタフェース:ソフトウェアの仕組み)していて、自社サービスやWebサイトに組み込んでいただくことが可能です。これを日本でいち早く見つけ、サービスに使いたいと言ってくれたのが「たくのむ」だったのです。


「たくのむ」を運営する1010㈱代表・清瀬さんに話を聞いてきました

画像1

初めて連絡を取ったのは2020年1月でした。急ピッチで開発を進め、3月28日にリリース。リリースから72時間で2万5千ユーザー/7千件のオンライン飲み会が開催され、好調な滑り出しとなっています。

Wherebyは形としてはAPI提供元ですが、こんな社会の状況をなんとかしてよくしたいという代表・清瀬さんの想いを知り、Wherebyのビジョンと重なるところも多いと感じ、全面バックアップさせていただく立場でお話を伺っています!

──清瀬さんのツイートが話題になっているのを、ノルウェーのWhereby代表が自ら見つけて連絡してきまして(笑)、 急遽お話の時間を作っていただいています。やはりこの時期のリリースは、ウイルス流行の影響もあったのでしょうか。

清瀬さん:まさか最初からこんなに話題にしていただけるとは思っていなかったので、嬉しいですね。ウイルスの影響も大きいです。小さなアイデア自体は、去年の11月頃からあったんですが、最初は「こういうサービスがあったら面白そうだな」というくらいで、開発の時間もなかなか取れずにいました。そこに、コロナが流行りだして。今こそ必要としている人がたくさんいるんじゃないか!?と急いで開発・リリースに踏み切りました。

──そもそも、なんでオンライン飲み会をサービス化しようと思ったんですか?

清瀬さん:自分は18のときに富山から上京して以来、実家の家族や昔の同級生に「会いたいときに会えない」という状態をいつも感じていました。休みが取れると頻繁に帰っていましたが、それでも帰省できないときのもどかしさや、家族に寂しい思いをさせている自分への罪悪感があったんです。

でも、仕事の会議をオンラインでやることが増えてくると、「家族や友人ともできるのでは?」と、この体験を共有したいと思うようになりました。雑談や何気ない会話を楽しめるサービスが作りたい、と思ったのがきっかけでした。

──個人同士のコミュニケーションが目的なんですね。飲食店やデリバリーサービスと連携の想定や、売上の一部を飲食店に寄付することも特徴的ですが、これには何か理由があるんですか?

清瀬さん:その理由もかなり大きいです。僕の実家は飲食店をやっていて、小さい頃からそれを横で見てきたので、今コロナの影響で苦しい状態に追い込まれている個人経営店の大変さがすごくよくわかります。お店としては当然お客さんに来てほしいけど、もし感染者を出してしまったらと思うととても営業できない。休業を決めたとしても、売上がゼロになるだけです。

実家の店が営業していた頃に同じことがあったらと思うと……。なんとかして、苦しい経営状態にある飲食店の力になりたいと思いました。

実家はもう店を閉めていますが、本当は今も帰ってサポートしたい気持ちです。親も祖母も高齢ですし、次にいつ会えるかわからない。でも万が一自分が保菌者で移してしまったらと考えると、今帰省することは絶対にできません。同じように辛い人がたくさんいると思います。

だから、飲食店の力になりたい気持ちと、自分のように会いたくても会えない状況の人たちに安心してほしい気持ちと、ちょうど半々ですね。

──すべてご自身の体験からきているんですね。ノルウェーのWherebyに声をかけた経緯は、何だったのでしょうか?

清瀬さん:そうは言っても、通話システムなんて作れないし、僕らはダブルワーカーばかりのチームなので時間もありませんでした。どうしようか?と話していたときに、ふと「既存サービスがAPIとか出していないのかな?」という話になりました。調べてみると、「Wherebyが出してるじゃん!」と(笑)

意外とすぐに実現できるかもしれない、と思い連絡を入れ、そうこうしているうちにコロナの感染がいよいよやばくなってきたので、外出できずに困っている人たちが増えている時期に合わせることに。

ノルウェーチームとやりとりしながら、開発にかけた時間はトータルで1週間もないと思います。チーム5人、開発は2人でやっています。機能はあとから付けていくことにして、とにかく1日でも早く世の中に出すことを優先しました。

画像3

──人間らしいコミュニケーションを円滑にするという意味で、Wherebyのビジョンや目指す世界とも近いと思います。ノルウェーのWherebyチームとはどんなやりとりでしたか?

清瀬さん:初めは通常のAPI契約のやりとりで、仕様や技術的なことを聞いたりしていました。

でもコロナが予想以上に深刻になってきたので、日本の状況や課題を伝え、「どうしてもこのタイミングでリリースしたいんだ」とお願いし、ある提案をさせてもらったんです。通常メニューとは違う特別な対応だったのですが、今の自分たちの状況で一刻も早くリリースするには、そうするしかありませんでした。

すると担当の方が「Interesting offer! (面白い提案だね!)」と言ってすぐにチームにかけあってくれ、OKしてくれたんです。

そのメッセージを頂いたときは、めちゃくちゃ嬉しかったです。それからもタイトなスケジュールの開発でしたが、ずっと親身に対応してくれました。何通メールをやりとりしたかわかりません(笑)

「たくのむ」は、Wherebyのノルウェーの皆さんの応援がなかったら実現しませんでした。

──そう言っていただけて嬉しいです!最後に、これからの展開をどう考えていますか?

清瀬さん:とりあえず急いでリリースしたので、これから「飲み会」に特化した機能をどんどん追加していきます!

Wherebyじゃダメなの?という反応もあったのですが、僕は「場所が人の会話を定義する」と考えています。仕事で使っているツールだとどうしても仕事の感覚が抜けなかったり、リラックスして話ができなかったりすると思います。

たとえばお店での飲み会と同じように、前もって決めた終了時間を知らせてくれるタイマー機能だったり、メニューを一緒に選ぶ楽しみも味わえるようにデリバリーサービスとの連携なども考えています。画面の背景も、今の時期なら桜の写真とか、季節ごとに変えられたら面白いですよね。実在する居酒屋の背景にしてみる、などもやりたいですね。

結局、世の中を変えていくことって、仕事外のコミュニケーションの中から生まれたりします。仲の良い友達と落ち着けることはもちろんですが、飲み会イベントの開催などもして、新しい出会いやコミュニケーションが生まれるような場所にしていけたらと思っています。

まだ出来たてなのでいろいろと不安なことはありますが、「人に会う」ということが貴重な体験になりつつある今、必要とされるサービスにするために改善していきたいと思います!

Wherebyはオンライン飲み会をバックアップします

画像4

#Whereby飲み をしてくれている人がいる一方、「仕事用のツールと分けたい」という考えもよくわかります。仕事相手とWhereby飲みをしたけど気づいたら仕事の話になっていた(笑)ということも。。

「飲み会には飲み会用のサービス」ということで、もちろんWherebyを使い慣れている人はそのまま使ってもらえるといいですが、「たくのむ」でオンライン飲み会のハードルが下がり、手軽に楽しい体験をできるようになるといいと思っています。

Wherebyは、一緒にオンライン飲み会をサポートしていきます!追加してほしい機能があれば #たくのむにほしい機能 で受け付けているそうなので、ぜひツイートしてみてください!

画像5

Wherebyのビジョンは、「誰もが好きな場所からいきいきと働ける世界」をつくること。生産性高く働くためには、ちょっとした雑談や飲み会でのおしゃべりのようなコミュニケーションも欠かせません。

いきなり外出が制限されるようになり、気が滅入っている人もいると思いますが、これで在宅ワークやリモートワークが嫌な体験にならないように、ときには #オンライン飲み会 も取り入れて楽しい在宅期間を過ごしてみてください!

▼たくのむを使ってみる
https://tacnom.com/


・ ・ ・

パソコンのブラウザ、スマホのアプリで使えます。アプリならどこからでも手軽に使用できるので、まだお持ちでない方はぜひダウンロードしてみてください。

iOS
https://apps.apple.com/jp/app/whereby-video-meetings/id878583078

Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=appear.in.app&hl=ja

ユーザーの皆さまからの声を聞き、日々開発に取り組んでいますので、これからの機能改善にもご期待ください!


▼Wherebyに関するお問合せ(英語対応の場合があります)
japan@whereby.com
▼公式Twitterアカウント
@wherebyJP
▼Wherebyを使ってみる
https://whereby.com





この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

34
ノルウェー発のオンライン会議システム「Whereby(ウェアバイ)」の公式アカウントです。Wherebyの使い方や目指す世界、リモートワーク/テレワークについて発信します。https://whereby.com/

この記事が入っているマガジン

Wherebyのこと
Wherebyのこと
  • 7本

Wherebyの使い方や機能など、基本的なことをまとめていくマガジンです。ストーリーやコンセプトについてもお伝えします。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。