家族で寝てる?車椅子家庭の睡眠環境
睡眠環境は誰にとっても大切な問題ですが、車椅子ユーザーがいる家庭がどのように寝ているのか気になりますよね。
今回は子どものいる車椅子ユーザー6名からのアンケート回答をおおくりします!
Q1.寝る時は電動ベッドですか?(複数選択可)
電動ベッド…3
シングルベッド…1
ダブルベッド…1
布団…2
電動ベッドは医療用の物もあり、防水マットや褥瘡予防ができるので安心して使えますよね。
また、高さや角度を変えられることから車椅子への移乗や着替えなど身体のサポートができるので必需品となっているユーザーも多いと思います。
ただし電動ベッドのほとんどがシングル仕様であったり、普通のシングルベッドよりもフレームが広いので置き場所の確保が難しいことがネックとなります。
小さなお子様がいる場合は、電動部分で遊んだり、身体を挟まれないように注意が必要です。
一方、普通のベッドは好みの高さやマットレスの選択肢が広がること、ダブル以上の広さが叶うことが魅力となっています。
最近は高さがあったり柔らかいマットレスも増えているので、ありがたいですね。
布団は高さがありませんが、車椅子ユーザーの身体の状態によっては快適に利用することができます。お子様の落下の心配もなく、干しやすさや場所を選ばないことが魅力ですね。
Q2.パートナーや子どもと一緒に寝ていますか?
パートナーと子どもと一緒…2
一人で寝ている…1
子どもと寝ている(パートナーは別室)…3
パートナーと寝ている(子どもは別室)…0
Q1でも紹介したように、電動ベッドはシングルが多かったり、お子様の安全面からどうしてもパートナーや子どもと一緒に寝ることが難しくなります。
また、車椅子ユーザーの中には身体機能の損傷から体温調節が難しい場合があり、室内の気温を標準より大幅に調整します。適切な気温がそれぞれ異なる理由から寝室を別にする家庭もあります。
広さの確保や、体温調節を掛布団や洋服など各自で対応できる場合はパートナーと子どもと一緒に寝ているようです。
車椅子ユーザーの家庭でなくても寝るときの環境は様々ですが、ご家庭の都合に合った快適な睡眠環境を整えることが何よりだと思います。
皆さんのお役にたてたら幸いです!
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