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【3分でわかる】勝つことよりも大切な負けない戦術3つの要素

先日こんなツイートをしました。

なぜ「負けない」が大切なのか

それは多くの企業にとって「積極的に勝ちにいく戦い」はギャンブルの要素が高くなるからです。

また、負けなければ従業員と共に何度でも挑戦することのできる機会が生まれ結果的に「勝つ」確率が上がっていきます。

勝つための華麗な戦略戦術みたいなものに憧れたり、他人の成功ストーリーを聞いて焦る気持ちもわかりますが、まずは負けない戦いを理解することが実生活がかかった戦いであるビジネスにおいては重要であると考えます。

負けない戦いをつくるためには何が必要なのか
私は以下の3点が重要であると思います。

・絶対に失敗しない選択肢を選ぶ
・予備のカードを常に持つ
・ギャンブルはしない


絶対に失敗しない選択肢を選ぶ

「絶対なんてあるわけないだろ!」
と思った方、少しだけお時間をください。
たしかにビジネスにおいて絶対というのはタブーなワードですが、検討段階においてこの考え方を持つというのは非常に重要だと思います。

100%がない世界でどのように絶対を達成するのか。

それは
「選択し、実行し、失敗したとして残るものがどれくらいあるのか」という基準で選択することです。

物事の捉え方を伝えたいわけではなく、
失敗したとしても実績で使用できる、次回施策に有効なデータが取れるなどあくまでも未来の失敗時の状況を客観的にみた時にどのくらいのプラスが企業やチームに残るのかという視点で選択することが重要であるということになります。

予備のカードを常に持つ

外的要因により急に窮地に陥ることもあります。
過去に株価の暴落などは約10年に一度のペースで起きています。

<2001年 米国同時多発テロ事件>
<2008年 リーマン・ショック>
<2020年 コロナウィルス>

これ以外にも小さなピンチは日常的に起こることと思います。その際に対応できる予備の策を常に持っておくことは重要です。

具体例をあげると
現在インフレが進んでいますが、値上げをするときに値上げと同時に「知覚価値を上げる」作業を行うためのプランを用意していたかどうかで大きく成否が分かれます。知覚価値をあげるというのはわかりやすい例でいえば新しくサービスやメニューを追加するなどです。

ギャンブルはしない

一部企業を除きダム経営的な考え方が適している企業が大半です。
ダム経営とはキャッシュフローをダムと水の流れに例え、「ダムに水を貯め、水の量をコントロールすることで安定した経営につながる」という松下幸之助氏が提唱したとされる考え方です。

そのようなことをせずに先行投資を繰り返し、成功か失敗かのギャンブルに出る。全従業員と家族の同意があっての実行であればまだ良いと思いますが、私としては正攻法というやり方ではないと考えています。

最後に

私自身マーケティングを手段の一つとして提案している立場であり、あまり量での勝負は好きではないのですが、まず大前提負けないことは別問題として重要であると考えます。その土台が整った上でマーケティングなどによって成功の確率を高めて打席に立つ。これが定石ではないでしょうか。

貴重なお時間いただきありがとうございます。私自身まだまだ日々勉強させていただいている最中ですが、お役に立てることがございましたら下記サイトのフォームよりご連絡ください。

WHAT CEO 山本

【WEBサイト】
https://whatmarketing18.com/

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