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本から覗く世界。"越境体験"で自分を成長させよう

こんにちは!
SAPAのReimiです(^^♪

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム第14期の募集が始まりましたね!
(知らない方はSANKUSをチェック!)

トビタテ!にちなんで、私から1冊の本をご紹介します!
タイトルは、『トビタテ!世界へ 「世界」と「日本」、そして「自分」を再発見する留学のすべて』です。トビタテ!留学をする・しないに関わらず、学生のうちに読んでおくと良い本だと思っています。

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この本に書かれている様々なメッセージや考え方で、私が「なるほど!」と思ったことは・・・

「❝越境体験❞が自分に学びと成長をあたえる」

ということです。

「越境体験」とは、漢字が表すように「境」を「越える」ことです。人を取り巻く環境には、内側から順に

○コンフォートゾーン(Comfort Zone)
…自分にとって居心地がよい環境
○ストレッチゾーン(Stretch Zone)
…多少の背伸びが必要な環境
○パニックゾーン(Panic Zone)
…混乱さえ生じる環境

の3つに分かれています。

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居心地の良いコンフォートゾーンにとどまり続ける限り、成長は見込めません。そこから一歩、外に出ることで人は成長します。

これが「境を越える」、つまり「越境体験」です。

もちろん、自分の安全圏を抜け出すことになるので、思わぬ苦労や葛藤が待ち受けています。劣等感を感じたり、自分に自信を無くすかもしれません。心理的にも、コンフォートゾーンにいる方が断然楽だと思います。

でも、すこし背伸びをして、何度もストレッチゾーンに出ていけば、いつの間にかそこはもうストレッチゾーンではなくなっています。自分のコンフォートゾーンが広がっていくということです。

私は、在学中、ニセコ留学(北海道)や短期留学(カナダ・フィリピン)を経験しましたが、自分の行動範囲から飛び出し、ストレッチゾーンに出ていたんだなと思います。初の留学でカナダに行ったときは、ホストファミリーが何を言っているかさっぱりわからず、時にパニックゾーンに陥ったこともありました(笑)。(詳しくはこちら→「目標を持つことの大切さ」)

でも、少し背伸びをしてフィリピンへ2回目の短期留学をした時は、ホームシックになることもなく、とても楽しい留学生活を送ることができました。
日本で生まれ育った私にとっては、日本での生活がいちばん快適なのですが、異国の地でも楽しんで過ごす方法を身につけられたように思います。
コンフォートゾーンが広がるというのは、「適応能力が高まる」と言い換えられるのかもしれません。

この「越境体験」は、何も留学をしなければ経験できないことではないと思います。例えば、大学生になってから家族のもとをはなれ、大阪で一人暮らしを始めた人は、それも越境体験ですよね。他にも、アルバイトで慣れない接客に挑戦したり、サークル・研究などで少し難しいことに挑戦することなど、「少し背伸びをする」ことは、越境体験をする身近なチャンスではないでしょうか。

アフターコロナに留学を目指す方も、国内で勉強を続ける方も、チャンスを見つけられるアンテナを張って、意識的に越境体験をすることも大切ですね。詳しくはぜひ本を読んでみてください!

この本は関西大学の国際部 Mi-Room (千里山キャンパス 第2学舎1号館2階)にも置いてあるので、関大生のみなさんは大学へ行った際にぜひ手に取ってもらえたらと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

Reimi(SAPA)

〔ご参考〕

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム
第14期派遣留学生の募集について
https://tobitate.mext.go.jp/news/detail.html?id=244

トビタテ!第14期募集説明会のお知らせ(学外・学内)
https://www.kansai-u.ac.jp/Kokusai/sankus/info/index.php?m=654