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留学予定だったあなたへ

留学に行けなくなった皆さん、就職活動が不安な皆さんへ

はじめまして、こんにちは!関西大学卒業生で、社会人1年目の
Tadashiです!昨年まで国際部のSAPAとして勤務させて頂いておりました!

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この度は、コロナという予想だにしなかったウイルスにより楽しみにしていた留学に行けなかったこと、大変辛かったことだろうと思います。

私は大学2回生の春学期にカナダの方へ認定留学させていただき、そこでの経験が今の自分に大きな影響をもたらすきっかけになりました。
今の会社でファーストキャリアを築こうと思えたのも、留学の経験が大きかったと感じています。

そんな多くの可能性を秘めた留学に行けなかった皆さんへ、
またこれから就職活動を控えていて将来に対して不安な皆さんへ。
社会人1年目で、大した実績もない自分が言うのは大変恐縮でおこがましいですが、
私自身がいま感じていることや考えていることをシェアさせて頂き、それが皆さんの何か新しい学びや、きっかけになって頂けると嬉しく思います!

あの日の チャレンジが 今の自分に つながっている。

〇自分が影響を与えられる範囲にフォーカス
これは自分も大切に日々意識していることです!

今回のコロナの影響で大きな影響を被った人はたくさんいます。
留学に行けなくなった皆さんはもちろん、業績が悪化して店を閉めないといけなくなった人、経営破綻してしまった企業、多くの犠牲者も出ました。私も入社式や集合研修などが無くなり、同期たちとはまだほとんど会っていない状況です。

「コロナさえ無ければ…」って愚痴や弱音を吐きたくなりますよね。
もちろん吐いて良いです!たくさん吐いてください!

けど、吐いたところで何も状況は変わらないということも理解してください!
コロナによるこれからの大学生活の不安や就職活動への不安、また人生への不安などたくさん感じられたのではないでしょうか。もちろん私も感じています。
自分のいる業界や仕事はこれから大丈夫なのか?この先の人生や社会はどうなるのだろうか?いろんな不安を抱えています。

ですが、そんなことをいくら考えても何も変わりません。
自分の力でコロナを無くすことができたり、また自分のいる業界の景気を上げさせられるかといったら無理ですよね。そういう、自分の影響を及ぼせない範囲のことを考えてもあまり意味がないと言うこと。

そうではなく、この状況下で今自分にできること何なのか、何をしなければならないのか、今後自分はどうなりたいのかなどを考えて行動する。

つまり、自分が影響を及ぼせる範囲のことに集中して頂きたいなと言う風に感じています。

留学に行けなくなったことは非常に残念ですが、これを逆にチャンスだと捉えてアクションを起こせられるかが重要だと考えます。それと、いま留学に行けなかったからといってこれから行くチャンスがないかと言えばそうではありません!

「人生100年時代」と言われ、私たちのライフスタイルや働き方は大きく変化しています。昔のように企業に就職したらその会社でずっと仕事をする時代はもうすでに終わりました。
転職していろんなキャリアを築いたり、また一度会社を辞めてまた勉強し直したりと様々な生き方があります。もちろん、社会人になってから留学する人もいます!

今この瞬間を懸命に生きていただきたいなと思います!

〇新しい人と出会う!自分とは違った価値観を持った人と出会う!
このコロナという誰もが予想しなかった出来事が原因で、留学に行くという目標を達成できない気持ちを想像すると、とても他人事とは思えず胸が締め付けられます。どこにその気持ちをぶつければいいのか、代わりに何をしろというのか、そんな目に見えないモヤモヤに包まれているかもしれません。

そこで、私が留学で得た財産をひとつ共有します。
それは”新しい人と出会うこと”です。

約半年間の留学を経て自分に大きな影響を与えたのは、そこで出会った人々です。
もちろん沢山の場所に行き色んな経験をしました。しかし振り返った時に自分に影響を与えたものとして思い出されるのは「そこにどんな人がいて何を共にしたか」という事。

クラスメイトと放課後一緒に宿題したり、プレゼンのスライドを夜遅くまで図書館に残って作ったり。異なる文化について考えを話し合ったり、共有したり。
ホームステイ先の犬に留学初日に自分の昼ご飯を食べられたり。

結局留学で得られるものって、「どんな人がいたなぁ」っていう人との出会いが大部分なのではないかと私は思います。

でもこれって、今のあなたの環境でも得られるものではないでしょうか。

「留学行かなくても日本で英語習えばいいやん」
っていうことを言っているのではなくて、留学に行くはずだった時間を留学で得られるものを得るために使いませんか?という事です。つまり人と出会う為の時間に使いませんか、ということ。そして、同じような境遇の人たちとその時間を共有して新たな出会いを生み出すのはいかがでしょうか。

私は実際に、留学で得た「人との出会い」の大切さから自分の留学体験を周囲の人によく話すようにしています。そのおかげで留学について興味がある後輩、留学での学びを一緒に共有してくれる人たちなど、どんどん輪が広がり、自分の留学だけでは経験できなかったであろう数多くの学びを得ることができています。

留学に行く勇気の持てたあなたなら、次の一歩も踏み出せるはず。
今この貴重な時間を使って、出会いを、学びの輪を、経験を広げてはいかがでしょうか。

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