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欲と願望、リアルと夢見

なんか世の中ってずるい。
私ももっと可愛くなりたい、有名になりたい、誰かに無償に愛されたい、もっと細くなりたい、もっと身長高くなりたい、もっと自分に合った仕事に就きたい

もっともっとと思うたびに
その「もっと」と「自分/自分の人生」を比べてしまい
ひどく悲しくなってしまう。

私の人生だって他の人から見たら良い物かもしれないのに。
なぜ人は周りを見て羨ましがり自分にはない物だと、それが欲しいと、高望みしてしまうのだろう。
他人の幸福をたくさん見れるようになった時代。
その幸福は良くは見えるが果たして、自分にとっても幸福なのだろうか。
仮にその幸福を同じように得て感じる幸せな情は
はたしてほんとうの情なのだろうか
満たされていなかった欲の隙間が埋まっただけではないのだろうか

欲が悪いわけではない。
しかし欲と情を間違えてしまえば
本当に自分が欲しい、大切にしたいという情を見失い
そしてどれが本物なのか分からなくなってしまう。

時代は私たちを混乱させる。
他人の思う幸せが自分の幸せだと混乱させるのだ。

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