見出し画像

「マイナスのマーケティング」はマーケティングだけど本質的にはマーケティングじゃないと思う話。

何言ってんだこいつと思われても仕方ないタイトルですが、それはさておき「マイナスのマーケティング」聞き慣れない言葉が出てきました。

そうです。
だって自分で作りましたからね!

なので、先に「マイナスのマーケティング」とはなんぞやということですが、マイナスを知るにはまずプラスから。

自分にとってマーケティング(プラスに当たるやつ)とは「モノを売る仕組みづくり」としています。

これを簡単に説明すると、モノを売るためにどうしたらいいかを考えて、何かしらの行動を起こしてみて、それによってどんな行動が「売る」ことに影響したかを分析して、市場の自分たちに対するニーズを予測、仮定した上で、また分析に基づいて行動する、という一連の作業を繰り返すこと。
と言えると思います。(簡潔に説明されてますよね?)

で、前置きが長くなりましたが、ここからが本題の「マイナスのマーケティング」です。
まぁマイナスな訳なので、引く訳です。
削る訳です。

そう!「マイナスのマーケティング」とは色々なコストを削減することによって、帳簿上の数字を良くすること。

これは悪意のある言い方になってしまいますが、勿論不採算事業を削る、仕事ができない人を「you're fired」する等、必要なマイナスのマーケティングも当然あります。

けど、ここで言いたいのは本質的に「モノを売る仕組みづくり」とは違うよね?それで瞬間的に数字が良くなっても、現場が疲弊して、最終的なサービスのクオリティを落としたら、それって結果売上が下がる要因になるわけだから、本来のマーケティングじゃないよね?ということが言いたい訳です。

悪い代表例としてこちら。

マクドナルドで社長をしていた原田泳幸さんについての記事ですが、マイナスのマーケティングの代表じゃないでしょうか。(こういう人がマーケターみたいな括りにされてるの嫌い。)

特にマイナスのマーケティングは外食産業やコンビニ業界によく見受けられる気がします。

安いものをより多く、より早く売ってなんぼの世界で人件費がコストとしてでかいのはわかりますが、ワンオペやらで結局疲弊するのは現場で、かつサービスのクオリティも下がってしまう。
それが続くと業界の競合にもよりますが、選ばれないブランドになっていくという。

まぁ多分今はそこの「人」の問題がDXによってサービスのクオリティを維持しつつ、人からシステムへ移行していく過渡期な気もしますが、それは別のお話。

ということで、自分たちがやっているマーケティング活動はマイナスのマーケティングになってないか?しっかりプラスのマーケティングが出来ているか?と振り返ることはとても大事だ!ということと、マイナスのマーケティングするならこれからはDXだ!という自分にも気づきがあった形で、強引に締めくくりたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?