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本気で褒めてくれた祖父のおかげでデザイナーになったのかもしれないお話

こんにちは、ジャガーです。

いきなりですが、メインに使用したこの絵は、小学4年生の息子が夏休みに描いた「ニホンマムシ」の絵です。
「夏休みの出来事」というお題で出された宿題だったのですが、休み中に家の前の道路でみかけたニホンマムシをどうしても描きたかったようで。

「リアルに描いたほうがいいかなあ」
「色はどうしようかなあ」
「大きく描くにはどうしたらいいかなあ」

描いては消して描いては消して、ところどころでは僕にアドバイスを仰いだり、色々悩みながら毎日少しずつ何日もかけて描きあげました。
そんな姿に心を打たれた側面もあるかもしれないし、親のひいき目もあるかもしれませんが、僕は純粋にいい絵だと思い、

「すごくいい絵だね!」

と褒めました。
喜ばせるためでもない、やる気にさせるためでもない。
心の底から出た褒め言葉でした。

その時ふと、昔のことを思い出しました。

僕が小学3.4年生のころ、母方の実家に帰省していたときのこと。
ドラえもんに出てくる宇宙船を真似して描いていた絵を見て、祖父が

「うまいなー、すごいな!」

と褒めてくれました。
子どもながらに「この人は本気で褒めてくれている」というのが分かったことを今でも鮮明に覚えています。

もともと絵を描くことは好きでしたが、その時からさらに加速的に絵を描くことにのめり込んでいき、ついには描いたり作ったりを仕事にするに至ったわけで。

もしかすると、祖父の一言がなくてもデザイナーになっていたかもしれませんが、本気で褒めてくれた(と思っている)あの一言が、僕のそれからの道の芯を形成している気がしてならないのです。


あれから息子は、よく絵を描くようになりました。
さて、彼にはどんな未来が待っているのでしょうか。


ジャガーでした。


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