【#1】好きな世界遺産を紹介する会

こんにちは!
梨泰院クラスに数日を使ってしまった小又です。改めて人との人との信頼って大事だなと感じました。

そんなことはさておき、先日コミュニティ内で好きな「世界遺産を紹介する会」と題して、発表会兼自己紹介的なのを行ったので、その内容について紹介します。

このような企画は継続して行う予定ですので、興味がある方はぜひコミュニティ参加も考えてみてください💁‍♀️


このコミュティの目的は「交流」です。どんな方でも参加可能です。いろんな方がいろんな活動されていると思いますが、そういった活動を宣伝したり、仲間を集める場として使用してもらうことももちろん大丈夫です!
むしろ、推奨しています。

記事の最後に、参加方法についてのリンクを掲載していますので、気になる方はそちらをご確認ください💁‍♀️

発表内容

初回の発表者はマイスター資格者のいとうだいすけさんです。
「好きな世界遺産というよりかは、タイムリーな話題を」とのことで、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(以下、奄美、沖縄)」のトピックをご提供いただきました。

遺産の「保護」から「保全」への舵きり遺産の土地関係とそれについて気になること、といった構成です。以下、簡単にレポートです。

保護から保全へ

「奄美、沖縄」は他の自然遺産よりも、人の生活の近い場所に生物多様性が存在しています。人間と自然の共生というのがこの遺産の大きなポイントです。

そんな中で遺産の管理体制は、保護から保全へ移行しつつあります。

保護は人間が一切手を加えずに守っていくこと
保全は人間がある程度手を加えながら管理していくこと

この変化は、遺産管理の方向性が「自然と人間の共生」へとシフトしていると考えることができ、「奄美、沖縄」の代表的な価値と通づるものがあります。

「奄美、沖縄」の土地関係

「奄美、沖縄」の土地関係に目を向けてみます。

環境省が出した推薦書によると、特に、奄美大島の推薦区域は私有地が多く、2016年で約47%を占めていました。
このうち、民間企業が保有する70%の土地については、推薦地の価値が担保できるように公有地化が進められています。

このように、私有地からの公有地化のシフトが起こっていますが、依然、バッファーゾーンにおいては、私有地が存在します。
私有地と公有地の管理体制にどのような違いがあるのかは一つ気になるポイントです。

一方、人間の生活が身近にある緩衝地帯(バッファーゾーン)外での規制もまた、気になるところではあります。区域は表面上、区切られていますが、生態系は連続しています。むしろ、離散的に存在していることの方が稀です。

そんな中で、連続している環境と離散した規制をどのように考え、仕組みを適用していくのか。遺産の保全を「人間と自然の共生」という概念のベースの上で展開していく上では明確にすべきところですね。

おわりに

とても興味深い発表内容でした😏

潜在的な課題を知り、共有できる機会は視野を広げていく上ではとても重要です。表面的な情報だけでは物事の本質には迫れません。
いろんな観点から多面的に物事を見るのがまず、大事です。

拝聴させていただき、改めてそんなことを思いました。

今後もレポートは引き続き、執筆していく予定ですが、会への参加自体はコミュニティ内で募っています。コミュニティへのご参加お待ちしています。
(詳しくは以下の記事から!)


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