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057抽象化✳ラグランジュポイント✳本当にいい/選りすぐりクオリア《Syncネットワークス》



 超言語✳座標



(    )



>誰も創造してないが、なぜか創造されている仮想空間ワールドが発見された


 とのことで、ノープランでいざゆかん――。そうしようとしていた矢先、ギルドネットワークスの会合のようなシェアリングが始まることに。


 幾つかある方法のうち、今回は各クランとギルドメンバーが『意識共有化』されたクラスタとなって『球体ホログラム』によりギルドネットワークスとリンク。


 まずは『Sync/共有』『超言語』により情報共有、意見共有、意思決定等の『セッション』が為される。


 単純な多数決ではなく、すべてクラスタが納得するまでセッションは続くが、仮想空間内セッションは、現実より時間進行を遅らせることも出来る。


 加えて今回はイメージ、感覚《クオリア》でセッションが為されてから、言語化され詳細が具体化され内容理解できる為に時間もさほどかからない。


 あるいは、セッションは一瞬で終わり、後から順繰りに言語化/具体内容が理解されることもできるのだ。


 便利な世の中ですこと。



 会合内容『銀河意識/銀河ブラックホールコア/CORE』については、現実的な次元、人類の観測/認識においては球体であること。


 つまりは『球体魔法陣』とも言えること。『球体曼荼羅』でもあること。


 私たちのクランとギルドを含めて、ギルドネットワークスの『球体魔法陣/幾何学/曼荼羅/シェアルゴリズム』


 それらできるかぎり、地球/太陽コア等とリンクされながら、銀河ブラックホールコア/COREとSync/同期をしていく/為されていくということ。


 別銀河のブラックホールコア/COREとネットワークスが形成されているのも確認された。


 メタ物質次元ではすべてのブラックホールコア/COREは同一座標となる。Sync/同期化できたら、それを現実に具現化することが重要。


 繰り返し言う。重要。ぐーげんか。具現化。



 まぁ銀河意識が関わるなら敵対存在はいないでしょうが、未知なのですから安全に十分配慮して、未知なる仮想空間ワールドを探索しましょうそうしましょうということになった。



(((((レッツゴー)))))

 



――で、行ってみた。





 リンク。






 誰も創造していないのに創造されている仮想世界の入り口/ポータルは無数に存在するようだ。





 今、私たちは無音の宇宙空間にいる。




 私たちは自分の心臓を食べ始めた。




 心臓の中には太陽。核融合が生じる太陽があある。




 私たちはひとつの太陽となった。




 惑星が周りを公転している。好転している。





 私たちは人間に戻った。



 

 花になった。



 自然のリズム感覚《クオリア》を味わう。花びらの数、角度。芽→花→実→種→芽→花→実→種→芽→花→実→種→……→…………




 花に風がそよいだ。


 

 風になった。



 ……




 人間に戻った。




 大地に立っている。




 周りを観る。私たちは魔法と異能スキルによって戦闘もできるけれどするつもりもないし、安全の為にガーディアンとして、リムとミム。格闘のカリナ、合気のリコが合流している。


 アーティストも未知なる仮想世界に興味津々で、マリロラと珍しくピカリンと金髪のアキさん、建築家のベアさんヒロさん、金髪のアキさん、脳科学者ノンノ、シュタイン博なぜか法律家のユマとクメも来ていた。


 そしてツグ、ツム、ユナ、ベリ、チア。オルファ、ミーネ、リュイ、エモル、ピーチ他。


 うん、大所帯。探索向きではない。ピクニック気分。まぁいいか――。いつのまにかいなくなってたりするし。


♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪

 

 周囲はまだ、ぼんやりとしている。


 次第にデジタルテイストな雰囲気となり、立体幾何学が無数に出現して回転している。速度は幾何学によって異なっていた。回転の向きも バラバラではあるが、次第に幾つかの法則が抽出された。


 その法則はひとつとなったり幾つかとなったり流動的であるけれど、どこからみても同じ形に観える立体イメージな0と1が、リミックスされた。


 瞬間――眼の前にダンジョンが出現した。



 例によって入り口は球体だ。



 どうやら私たちは描写の興味が薄いらしく、その意識が仮想世界に反映されているようだった。


 名前なんざどうだっていいの右手の人(?)が、描写なんざどうだっていいと言っているかのようだ。


 本当にそれでいいのかはわからないが、反映されてる物は仕方ない。もういい入り口の球体に入ろう。細かい描写も抜き抜き。



 本当に入り口なのだろうか?出口の可能性もあるのでは?入り口であり出口とか。



「どうでもいいわ。入りましょう」



 私は言った。



 鹿獅子、わんこにゃんこ、シマリスもいつのまにか来ている。


 今回も何かのフラグなのだろうか。



(空間が面倒くさい)



 私はそう感じた。

 


 まぁいい。



 球体に入りました。



♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪



 一方現実世界では、私とソファとシェリーそしてシカナティアと『あの方』との『縁』成就を叶えることにした。


 あの方の存在する座標は少し未来であったが、今、現在と同期されていく。


 こちらもノープランであり、とりあえず西に向かい心地よさそうな場所へ入ることにする。


♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪


 ラグランジュポイント。天体と天体の重力でバランスが取れている宇宙で安定座標とする。



 ブラックホールコア座……



 超言語



(    )



>誰も創造してないが、なぜか創造されている仮想空間ワールドが発見された



…………――突然、ループした。



……ループ点をラグランジュポイントととりあえず呼ぶ。



……



……文脈はどうなっているのだろうか。



……






……




……私たちはあるクオリアを感じた。








「「「「「世界は抽象化される」」」」」









――すでに抽象化ははじまっている。



 つまりは具体的に説明が為されない。



「表現媒体……方法によっては致命的ね」



 誰か……がそう言った。



 とのことで……ノープランで……。そうしようとしていた……、会合のような……シェアリング……。



 世の中には会話が支離滅裂な……人も……いる。




 確かアインシュタインか誰かが……


「あなたの話は具体的でわからない。もっと抽象的に話しなさい」





――それはシンプルなのだ。



 抽象。



 

 メタ言語





…………










ぎゅぃーーーや ぐわぁーーーん。




♪  ♪  ♪




音も為されず。




オープンマインド。




メタ五感覚。





言語を介さず、ダイレクト脳←→脳。

B2B.Brain to Brain.



心←→心




♡♡








Sync/シンクロ/同調。




座標メモリー記憶。





本当にいいもの/こと/クオリア世界




選りすぐりのもの/こと/クオリア世界




《《《Syncネットワークス》》》




(    )




『『『『『『『『  』』』』』』』』




『『『  』』』




『『『『『『『『  』』』』』』』』




『     』









Quotia 配分 割当 遵守