見出し画像

文章のぜい肉をそぎ落とす

だらだらととりとめもなく書かれた文章。
書き手は自分の思いの丈を綴ることができて満足かもしれないけれど、
でも、読み手はうんざりしているかもしれない。

文章を書いた後は推敲が必要。
推敲で、文章のあちらこちらについた余分なお肉をそぎ落としていかなくちゃ。


「あちらこちらから聞こえるたくさんの応援の声に励まされ、前へとひた走る選手たち。私は、道路に所狭しとあふれかえる人ごみを一生懸命にかき分けながら、彼らを応援した。」

「応援の声に励まされ、前へと走る選手たち。私は人ごみをかき分けながら、彼らを応援した。」


だいぶそぎ落としてすっきりした。
文章を削るときは、その言葉が、情報やメッセージを伝えるうえで必要なのかそうでないのかをしっかり判断しなければいけない。
重要性の高いものから順に残していく。

特に実務的な文章では、心情を語るような言葉はあまりいらない、不必要とされる向きがある。
必要なことを必要な文量ですっきりと。

この記事が参加している募集

よろしければサポートをお願いいたします!いただいたサポートは、クリエイターとしての活動費に………おいしいコーヒーを飲みたいと思います。(^^♪