和風スナックお兄ちゃん的 曲紹介#21 米光美保 / 風のPAVEMENT
東京パフォーマンスドールの第一期生として篠原涼子さんや市井由理さんと共にフロントメンバーで活躍していた米光美保さん。この年にグループを卒業し、本格的にソロ活動をスタートするにあたって組んだ最初のプロデューサーは和モノLight Mellow界の大御所、角松敏生さんでした。
メロディの輪郭をハッキリ出すかのようにサウンドは淡々とした打ち込みですが、それがサビのカタルシスに繋がっていくナイスな展開です。歌もめちゃくちゃ上手いし、声もクリアーで綺麗だし、94年という時代とマッチしなかったが故にヒットしなかったのでしょうか？アンダーレイテッドされてしまった佳曲とも言えます。
米光美保さんのソロ活動自体が、小室哲哉プロデュースで大ヒットを飛ばした篠原涼子さん、EAST END x YURIで紅白歌合戦にまで出場した市井由理さんと比べると地味に見えてしまいますが、歌唱力の高さや後年にまで継がれていくクオリティの楽曲という面では他メンバーにも全く引けを取っていません。
90年代だけで17枚のシングル、4枚のアルバムをリリースするなど、かなり精力的に活動されていたので、この曲が気に入ったらサブスク解禁されていますので他の作品もゼヒ聴いてみてください。オススメは角松プロデュースの2ndアルバム「From My Heart」と3rdアルバム「FOREVER」です！
作詞：米光美保、井上秋緒
作曲、編曲：角松敏生
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