スケジュール立ては怖くない
はじめに
スケジュールを決めるのはまじで大事。同じ作業時間でも心の余裕がまるで違う、という話。
私はテンション上がったらすぐ行動人間なので、「スケジュール?苦手なのでとにかく空いてる時間に前倒しで進めていく!」って感じだった。
そして詰め込み過ぎて爆発(キャパオーバー)して体調崩す、までがセット。
デジハリの勉強もそれでやってた。空いてる時間に前倒しで進めてとにかく終わらせる!っていう。超ざっくりの中間目標みたいなのは決めてたけど。今週中に構成作って、来週までにはデザイン作る…みたいな。
そして爆発したのです。
まるで成長していない…。
時間に余裕があるときはそれでいけたけど、仕事の合間のスキマ時間を全部勉強に充てたもんだから遊ぶ時間が消滅した。
計画立てるの上手な友人が見かねて、卒業制作のスケジュール立てを一緒にやってくれた。
「だってそうしないとずっと作業しちゃうから一緒に遊べないじゃん」とのこと。
そしてスケジュールを立てた私は、なんと土日に遊ぶことができるようになって、さらに体調を崩すことなく完走できたのです。
そもそもスケジュール・計画って
スケジュールって、最後までの行動を事前に決めておく、窮屈な作業ってイメージだった。決めたとおりに動かなきゃいけない、守れなかったら計画失敗、って。
でも、スケジュールってあくまで目安なんだよね。
10:30に東京駅に着きたいって思ったら、どの電車に何分に乗ってどこで乗り換えて…って考える。乗り遅れたら、最初に乗る予定だった次の電車の時間を検索する。もしくは他のルートが無いか調べる。
遅れたときや想定外の事態が起きたときに、最初よ計画があるとそれをベースに修正できる。
計画通りになんてそもそも上手くいかない、修正前提。そう思っておくと(友人曰く、実際そう)、スケジュール立てのハードルが下がる。
どうやってスケジュール立てたか
卒業制作のスケジュール立てを振り返ってみる。
ちなみに完成形こんな感じ
所要時間、までは固定で日付部分は動くようになってる。
最初は白くて、終わった作業の行はグレーに塗りつぶしてた。
(1)中間目標を決める
まずは完成までの中間目標をざっくり決める。
私の場合、
①ヒアリング・情報設計
②ワイヤーフレーム
③デザイン
④コーディング
4つの中間目標をいつまでに達成していたいか、日付を決める。卒業制作の場合は企画・デザイン・コーディングのとそれぞれ3回のチェック機会があったので、その日を目安にした。
(2)それぞれの中間目標までにやることを洗い出す(できるだけ細かく具体的に)
全部がキツかったら、まずは1つ目の中間目標までにやること=タスクを出す。大事なのは、できるだけ細かく具体的に書くこと。
よくやっちゃうのが、タスクがざっくりしてて「さ、今日は何しようかな」ってやることを更にそこから考えなきゃいけない状態になること。(私です)
自分が何をやるのかピンと来る状態まで細分化できれば、1回の作業ハードルも下がるし計画が狂ったときに調整もしやすい。
(3)それぞれのタスクにかかる時間を出す
これは大体で大丈夫。一応デジハリ受講の方に書いてるつもりなんだけど、だって、複数ページのワイヤーフレームにどれくらいかかるかなんて今段階でハッキリ分からないもの。
実際かかった時間とのギャップを見るためにも、目安は出しておくと🙆♀️
(4)いつ、何時間作業するのかを予定する
この日は何時間できるな、って出しておく。予定がある日は空欄に。これで作業しないのが怖くて何も予定入れられない状態(私)を回避できる。
(5)実際作業する。かかった時間は都度書いておく
自分の想定とズレがあるとか大体想定通りとか、今後スケジュール立てるときに活かせる。
計画通りに出来ていないな〜ってときは都度修正すれば良いのさ〜。
まとめるとこんな感じ。突然の猫。
おわりに
表を作ることで全体を眺められるので、長距離走をペース配分して走ることができる。遊びの予定を入れていても、それを加味した計画を立てていて、ちゃんと終わる予定だから焦らなくてヨシ、という心の余裕も生まれる。「終わらないかも!どうしよう!」という不安は、どれくらいやれば終わるのか、予想がつかないから起きるもんだ。
誰かの参考になったら嬉しいです。がんばろ。
サポートいただけたら、とってもうれしいです。が、無理のない範囲で。