「やりたい」という気持ちが尊重される組織文化が魅力。インド出身エンジニアがwevnalで働く理由
wevnalが提供する生成AIを活用したプロダクトの「BOTCHAN AI」。開発チームのエンジニアは多様なバックグラウンドを持つ専門家が集まり、国籍もさまざまです。数年前にはなかった、英語によるコミュニケーション風景も日常になりつつあります。
今回ご紹介する、Kanki Rutuja(カンキ・ルトゥジャ)さんも、メンバーに対する支援の充実に安心感があったと話してくれた1人です。2024年8月の入社以来、最新技術と向き合いながら自身の成長につなげられるプロジェクトの数々に、大きなやりがいを感じているといいます。
これからwevnalでどのような働き方を望むのか。入社の経緯から現在の仕事内容、今の素直な気持ちなどを聞かせてもらいました。
ソフトウェアエンジニアとして、新たなキャリアを模索するために転職
── まずは、Rutujaさんのご経歴について教えてください。
インドのシンガド工科大学(Sinhgad College of Engineering)在籍中にソフトウェア企業でインターンを経験し、卒業後は来日して日本企業に就職しました。小売業界に対して、生産性向上を支援する高精度な機器・システムなどのソリューションを提供している会社で、私は3年間システム開発に従事しました。
PHPを使用した顧客管理Webアプリの開発やテスト、保守運用を主に担当していたほか、プロジェクトのサブリーダーとしてチームを率いた経験もあります。
── そもそも日本に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?
ジブリ作品が好きで、それから日本のアニメ文化に興味を持ちました。『NARUTO -ナルト-』や『呪術廻戦』なども英語字幕でよく楽しんでいました。今はアニメを見る機会も減ってしまったのですが、日本の雰囲気や住みやすさが気に入っていて、このまま長く日本で暮らせたらと考えています。
── あらためてどのような理由で転職活動を始めたのかを聞かせてください。
前職で3年ほど働いたあと、今後のキャリアに向けたスキルアップを図りたいと思うようになったことが一番の理由です。扱っていたソリューションがメカ設計や電子回路設計など、機械系エンジニアの領域のものが多かったため、新しいソフトウェア技術に触れたいと考えるようになっていました。
学生時代はWeb開発の全体設計に魅力を感じていたことを思い出し、転職先でも同じような試みがしたいという希望もありました。
面接を重ね、wevnalで働く姿をイメージできた
── 複数社から内定があったと聞きましたが、wevnalに入社しようと思ったのはなぜでしょうか?
AI技術に対する専門性の高さと、ファミリー的な雰囲気・社風にまずは好感を抱きました。
1次面接では榎本さんが、普段会社で使っているツールなどを詳しく教えてくれました。利用言語のほか、ソースコード管理やバックログ管理、コミュニケーションツールなど。運用の仕方も最新の考え方にもとづいていて、私の価値観にも合うと感じました。
2次面接は直属の上司となるトルコ国籍のUmutさんが面接官でした。コーディングの実践や開発戦略について話し合い、私たちのビジョンが完全に一致していることに気づいたんです。
もし自分がwevnalで働くようになったら「きっとこんな感じなんだろうな」と思えたことで、グッと入社のイメージもわきました。
── 面接の中でも社員の人柄や雰囲気を感じられる場面があったのですね。
そうですね。最終面接ではCTOの鈴木さんと、私の技術履歴やアニメに関するトピックで話が弾みました。選考段階とは思えないほど自然な会話で、どちらかという技術情報の交換をしていたような感覚でした。
1次と2次はリモートでの面接でしたが、最終面接はオフィスでの実施だったこともあり、帰り際には出社されていたメンバーの皆さんと雑談もできました。その時にも温かな雰囲気があることに気づき、より自分がwevnalで働くイメージが固まりました。
── いつの間にか働くイメージが定着していたんですね。
そうだと思います。でも入社の決め手となった言葉もありました。前職の私はバックエンドがメインの仕事内容だったのですが、もしwevnalで仕事をするならフロントエンドもやってみたいと思っていたんですね。
それを最終面接でお伝えしたら、「やりたいことに手をあげる人を応援する」と力強い言葉で背中を押してくれました。最先端の技術に触れられ、やりたいことにも挑戦できて、会社の雰囲気も自分にぴったり合う。
次のステージはもうwevnalしかないと思えたことが、入社の最終的な決め手でした。
リモートワークでも、安心して挑戦できる仕事環境
── では次に、現在のお仕事内容を教えてください。
BOTCHAN AIのバックエンドエンジニアとして、新規機能の開発と保守開発を担当しています。まだ入社して1ヶ月なので多くの業務は経験できていませんが、古いシステムをリファクタリングして、機能追加やバグ修正がスムーズにできるようコード再編を進めています。
将来的には、BOTCHAN AI の管理画面のリファクタリングも担当する可能性があります。
現在のバージョンではレスポンスが遅いというフィードバックもあり、効率の改善に向けて取り組む予定です。CSチームの作業のスピードアップにもつなげていきたいですね。
── 1ヶ月という短い期間ですが、入社前後でイメージとのギャップなどはありましたか?
自由で裁量のある会社とは聞いていましたが、私の想像をはるかに超えていました。細かいところでは、チケット管理しているタスクは「自分がやりたい」と思ったら承認を待つことなく取り組むことができます。
一方で、プロジェクトマネジメントの面ではCI/CDの環境が整備されているので、リスクの大きい作業も個人で対応が可能です。仮に本番環境でインシデントが起きたとしても、すぐに通知され迅速に対処できる体制があるので安心感があります。
また、OKRで設定された目標がメンバーレベルまで細かく設定されていることにも驚きました。仕事のプレッシャーを過度に感じさせないよう調整されているので、大きな負担を感じることもありません。私が入社まもないことも理由だとは思いますが、誰もが安心して仕事と向き合える環境がwevnalの開発組織にはあると感じています。
メンバーの多様性に合わせた、心地よい働き方
── 働き方について、今はどのようなスケジュールで動いていますか?
コアタイムありのフレックス制なので、私は一緒に働くメンバーに合わせた10:00-19:00の勤務が中心です。リモートワークをしつつ、週2回はオフィスに出社をして交流もするようにしています。
── 入社後に気づいた、働き方の魅力があればぜひ教えてください。
お休みをいつでも取れることに一番びっくりしました。今までは、上司に相談をして承認を得てから、はじめて有給を使える環境が当たり前だったので、最初は「え?」という感じでした(笑)。
あと、コミュニケーションの面でも働きやすいと感じることが多々あります。例えば、Slackではtimesの文化があるので、誰が何をしているのかリモート環境でもリアルに伝わってきます。「あ、今はコンビニに行っているんだ」などの行動も把握もできるので、つながりを感じながらお仕事をできるのが嬉しいです。
── 日本語が堪能とはいえ、コミュニケーション面で困ることはありませんか?
まったく問題ありません。労務・人事まわりの申請なども英語対応のシステムを使っていますし、それ以外にも各種マニュアルがNotionに英語で整理されているので、何か困りごとがあればすぐに参照できます。
Umutさんや曾さんとは英語でコミュニケーションができますし、榎本さんともSlack上では英語でやりとりをしているので気持ちよく働けています。
── これから入社する候補者に向けて、最後に応援のメッセージをお願いします!
wevnalは自分のやりたいことにチャレンジさせてくれる会社なので、どんなことを会社の中で実現したいのか、仕事と働き方の両面から面接の中で伝えられると良いですね。
私も気になることは採用面接の時点で積極的に質問しましたし、入社後も挑戦したいと思うことには手をあげています。これに対してwevnalのメンバーは応えてくれますし、むしろ背中を押してくれます。
これから入社するメンバーとも楽しく共に成長していけたら嬉しいので、少しでも興味を持ってくれた方はぜひ応募してください。お待ちしています!
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