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なぜブログを始めたか

2020年11月にブログをはじめ、2021年9月の約1年で4万PV/月、6000円/月程度の副収入を得られるようになりました。

何のとりえもない自分ですが、何とか小銭を稼げるようになりました。

とは言え、投入した時間は300時間を超えており、このまま50か月放置してようやくバイト並みの時給(1000円/時)になる程度なので、正直コスパは悪いと思います。

ではなぜ、ブログを始めたのか。こんなにコスパの悪い小遣い稼ぎを始めたのかについて書きたいと思います。

給料が上がらなか

就職して数年、基本給がほとんど上がりませんでした。

それ以上に、福利厚生の縮小や実力主義の名のもとに実行される雇用体系の変更を目の当たりにし、「このままでいいんだろうか」と思いました。

しかも、自分の業務は汎用性が低く、限られた業界の中で生きていくしかなくなる未来が見えていました。

将来的な給与への絶望と、蓄積できるスキルへの失望が副業へのモチベーションになったことは間違いないと思います。

(また、入社後が最も景気が良く、年々賞与額が下がっていく状況もこういった感情に拍車をかけたように思います。)

仕事を辞めたかった

サラリーマンという職業を辞めたいという気持ちもありました。

サラリーマンに必要なマインドは二つあると思っています。

①上司や部下などの限定されたコミュニティ内に認められることに価値を感じる
②自分のスキルが上がり、業界での地位が上がっていくことに価値を感じる

日系企業で働くのであれば①が、外資系やベンチャーで働くのであれば②が重要であると思います。

私は、①も②も持ち合わせていなかったのだろうなと思います。

正確に表現するのであれば、②のタイプでしたが、入り込んだ世界でモチベーションが保てませんでした。

更に上位の考え方として「自分なりに考えて何かを実行したい」という気持ちが強かったです。

もちろん、世の中には適切な手順があり、先人が確立したメソッドで業務を実行することも大事ということは重々理解しています。

しかし、「こんなことしたいな」という衝動に対して必要な労力が非常に大きい会社員という立場には息苦しさを感じました。

指示された業務をこなしながら、空いた時間で自分のやりたいことをやるほどの行動力がなかったこともあると思います。

仕事を辞めたいというよりも、指示された業務をこなす仕事を早く辞めたかったのです。

転職か副業という選択肢

お金が大好きな(と言っても使うことは少ない)私にとって、将来の給与と安定的な雇用は重要でした。

取り得る選択肢は転職か副業。

転職はさらに細分化され、同業種転職か異業種転職という選択肢があります。

同業種転職については何度考えても「あり得ない」という結論になりました。

スキルアップ転職の幅が小さいこと(現状が割と上位)であったことと、年収を下げて同業種という選択はありませんでした。

それならば今の会社で働いてもいいなというように思いました。

異業種転職については検討しました。

特に、コンサルと教師を重点的に検討しました。

残念ながら、生活基盤が地方都市にできつつあった自分にとって、コンサル転職はなく、年収が大幅に下がり労働時間の上がる教師も無しになりました。

(教師については非常勤講師を経験していたので、具体的にデメリットをイメージできました)

結果的に、転職はライフステージにそぐわないことがよくわかり、副業で地味に稼ぐ力を付けるしかないのかという結論に至りました。

副業って何?

「そもそも副業って何だろう」から始まりました。

金融商品(株や通貨、仮想通過)の取引、せどり、バイト等々、ネットを調べるとこういったワードが多くヒットします。

とにかくすべてトライしてみるしかないというのが社会人2年目の考え方でした。

(ちなみに、この時に金融商品取引で一攫千金を狙って大損しています。その話はまたの機会に。)

一番安定して稼げたのはメルカリでの不用品販売でしたかね…。

と、その後1,2年は業務が忙しすぎてまともに私生活で副業出来ることはありませんでした。

そして、業務が落ち着いた(コロナが始まった)ころに出会ったのがブログでした。

水物副業で痛い目を見ていた自分は、安定的に稼げる物販やスキル売りの強さを身をもって知りました。

そういった意味でもブログはいいかもしれないと思って始めたわけです。

幸い、割とセンスがあったようで、冒頭に書いたように「約1年で4万PV/月、6000円/月程度の副収入を得られるように」なりました。

今後

が、しかし。

月6000円を得たからと言って生活が楽になることはありません。

インターネットの固定回線料金で吹き飛ぶ程度の収入しかありません。

一方で、自分のやってみたいことを形にして稼ぐことの快感を知ることができました。

残念ながら本業でのやりがいや目標はいまだに見つかっていません。

泥船の船底に侵入する水を掻き出す仕事という認識から解放されていません。

今後は少しずつ成長し、この副業収入を増やしていくことが目標です。

まずは、ブログを始めた経緯を書いてみました。

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