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台湾の光GENJI・90年代に活動した男性アイドルグループ『紅孩兒』について。

紅孩兒』は、1990年にデビューした台湾の男性アイドルグループである。同じレコード会社の先輩グループ・小虎隊の弟分として結成され、「台湾の光GENJI」、「台湾のSMAP」と呼ばれた。1991年にリリースしたアルバム『初恋』は台湾で30万枚以上、中国本土では400万枚以上の売り上げを記録するなど1990年代前半に大人気を得た。

デビュー当時、紅孩兒のメンバー7人

1989年、レコード会社であるUFOレコードは3人組の男性グループ「小虎隊」をデビューさせた後、小虎隊が出演していたバラエティ番組にアシスタントとして参加していた15歳~18歳の少年たちを6名選抜して新しいボーイズグループが結成される。当時、日本で爆発的人気だったジャニーズ事務所の光GENJIをベンチマークした。1990年に少年隊の「Let's Fight」を台湾語でカバーした「青春のパスポートを見せてください」という曲でデビュー(先輩グループの小虎隊が少年隊の影響を受けていた縁で)。

6人体制時代の紅孩兒(レッドボーイ)のメンバーたち

2ndアルバム発売時にメンバーが7人となったが、兵役義務のためすぐ脱退。このアルバムからは「閃亮的心永遠愛你(輝く心はいつもあなたを愛します)」が好評を得た。1992年以降、兵役義務期間となり、メンバーの脱退が相次ぎ、6人組での活動が難しくなったため、解散。 以後、2019年には結成30周年を記念してレッドボーイのメンバーが再集結し、コンサートやアルバムのリリースを行った。

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