【夢の途中】

夢のために頑張ることは大事。
でも、その過程「今」が楽しくないのなら、その夢は諦めた方がいいと思う。

なんでかって、

明日生きているという保証はないから。

明日生きているという保証がどこにもないのに、
明日のために今日を苦しく過ごすのは馬鹿げていると思う。

お医者さんになりたい。
毎日の勉強が大変だけど、その過程も自分が一歩一歩近づいている感覚が楽しくて楽しくてワクワクしているか？

野球選手になりたい。
毎日汗と泥まみれで疲労感に苛まれるこの日々が最高だ。って思えているか？

いつ死んでも最高だったって思える今日を生きろ。
それだけは毎日絶対に大切にしたい。

「将来、この子がやりたいことが見つかったときに幅を広げてあげたくて。」
「勉強ができれば可能性が広がるし、選択肢もたくさんあるから。」
「就職の時に苦しくならないように今、いいところに受験させようかな。」

明日死んだらどうすんだ。

将来のことばっかり考えて人の人生を勝手に決めつけて
望んでいないものを与えることは正しくない。

今一番やりたいと思っていることを全力でやらせてあげたほうが100倍いい。

将来からの逆算で「今」を決めつけるな。
「今」の先に将来を創ればいい。切り拓けばいい。

プロセスを全力で楽しめない「夢」は夢じゃないって話。

親が将来のために子どもに押し付けるのはやめた方がいいって話。

最高に楽しい方を選択する方法を教えてあげた方がいい。

今日死んでも、最高だったと言える「今日」を私は生きてやる。
その延長線上に見事に「夢」の花を咲かせてやる。

心配で心配な親と、最高の学習プログラムを胸はって提供する人を見て感じた小さな憤り。モヤモヤした一日。