見出し画像

WELLSPRINGの作り方 2

WELLSPRING代表の井川です。
2007年にオープンして今年で13年目に突入します。
貯金0、大阪の実家を借金の担保に、1300万を借入し、27歳の時に大阪から単身石川県に移住し観光でも来たことが無かった初めての地でお店をオープンしました。
それから毎日たくさんの文章を自分の為、スタッフの為に書いてきました。

僕のコラムではWELLSPRINGの作り方と題して、今まで自分の心に問いかけたこと、スタッフに伝えたこと、将来の目標などなど様々な文章を備忘録的に皆さんと共有していきたいと思います。
思った時にメモした断片的な文章だったり、時系列がバラバラになっていますが、
がむしゃらにもがき苦しみながら綴ったいつかの文章が、少しでも今の誰かの自信になったり、支えになれば嬉しいです。
悩みの先にある何かを僕と一緒に見つけましょう!

2020/6/1

各チーム目標について

先月もお話しましたが、目標は誰の為に定めるのか?このことを考えてください。

目標を定める時に考える人が主体になっている事に気付かない事があります。
特にリーダーはモチベーションが高いはずで、様々な困難を乗り越える意識が高いはずです。

しかし、チームメンバーはどうでしょうか?リーダーより現状についての理解、将来への意識など様々な部分で不透明さもありモチベーションが伴わないこともあります。

目標を定めるのはいいけれど、それに未達だった場合という時に、リーダーは力不足を素直に感じる事ができますが、共に仕事をしたメンバーからすればどこに不満を持つでしょうか?ほとんどがチーム全体やリーダーに向けて無言であきらめに似たような感覚を持つ気がします。自分が目標達成のためにできることは限定的だったと思い、何も感じない。成長がない。チームを信頼しない。ということにつながります。

チームでの目標を作る時は、1人でできない事にチャレンジする時です。
メンバー1人1人が目標に対して主体的に動き、考える準備はできていますか?メンバーが力を発揮する為の状況や将来像の共有はできていますか?
最初から諦めてたり、無理と思えたり、各メンバーに対して目標の達成が意味のない事に思えていたりという事がないように。
スタート、中盤、後半と厳しい状況が来た時に最初に話し合ったそれぞれのフックになるような意識を持ち上げる事でモチベーションを回復できたりします。

あらゆる状況において中小企業は資金が少なく、人材にばらつきがあり、社長も個人的な経営をしているケースが多々あります。

その中でリーダーシップを発揮し、目標を達成し、会社の状況を自分が変える努力を精一杯して、頑張ってくれた各スタッフの未来を社長に伝えて、交渉して、結果、社長が何というか?その後の社長の言動が話にならなければその時が辞め時だと私の経験上思います。

変える努力をしない。そのためにリーダーシップを取らない。でも不満はある。
だから辞めるのでは、転職はキャリアアップにならないでしょう。

場所を変えてもあなたに不満が無くなることはあり得ない。経営者になったとしても人を雇ったり、社会情勢の影響で不満が解消されることはない。

ぜひ皆さんには自分が求める環境を作る力を身につけてほしいと思います。
その為にチームを作り、よりたくさんの仲間を作り、大きな目標をクリアし、クリアの過程でメンバーが様々な事に気付く人材になるような種まきをし、さらに活躍の場を広げる力を持ってもらいたいと思います。

そうしないと、仕事って誰も気付かないし、無言の苦しみを味わい続けるものだっていう人を作ることになり。自分の目標に対しての仲間も増えないし、会社も良い風に変わらないし、社会も良くなりません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?