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選書の魅力 vol2

少し投稿が遅れてしまったのですが、先月、人生で2回目の選書体験を受けました。
(ウェルリーディングメンバーでは何回か行っていてそれもまたとても素敵な経験だったのでそれは別途綴ります)

そして、そこでの体験が胸に刻まれるとても貴重な体験になったので、今日はそのお話をしたいと思います。

きっかけ

今回、ご縁があり選書人としての経験値が高く、また屈指の対話力を持つ方に選書をいただきました。

対話の時間

そこでの対話は、楽しさと共に、解きほぐされました。
本や自身の過去、最近の話やモヤモヤしてることなどなど、たわいないことを自由に話して気づけば2時間半。
時間が飛ぶとはまさにこのことで、本当に一瞬の2時間半でした。

こちらのペースに合わせて聞いてくれる、その間の取り方。
笑いと真剣なモードを行ったり来たりしながら、どの言葉にもしっかり反応してくれるホスピタリティ。

普段会話していると、話している途中でこちらの会話を挟んでしまったり、相手の話を聞きながらも別のことを考えてしまったりするのですが、それが全くありません。
話に全集中してくれる嬉しさ。

そして楽しかった対話のその後に本が選ばれるまでの待ち時間もひとしお。
果たしてどんな本を選んでもらえるのか胸が高鳴ります。

普段考えないようなことや、その場で初めて話せたようなことが思い起こされて、改めて対話自体の価値の高さを感じます。

選書本

そして、対話から2週間後、待ちに待った選書本の受け取りの瞬間。

渡された瞬間、大袈裟なようですが誕生日と錯覚するくらいの特別感がありました。
自分の話したいこと受け止めてくれて、かつそこに解釈を挟み提案をしてもらえる、選書に対する期待感がとても高いからこそだと思います。

その時に手渡された冊子(選んだ本と根拠の書いてあるもの)には心底温かいメッセージを書いてくだはり、これは一生の宝物にしようと決意しました。

応援メッセージにやる気をもらい、肯定してもらった感も大きく本もまだ手元にないのに既に満足感がありました。

その後

そこから先、慌ただしさの中で(言い訳)本を読むまでにしばらく時間を要したのですが、その時間すらも価値に感じられました。
読むべき本が待っているという、楽しみを先送りしてる感覚です。

期間が空いても、その本への熱意は受け取った時から薄れることはなく、手に取った時に想像より遥かにその本に熱中することができました。 

対話に感じた価値、本を受け取った時の感動が胸に刻まれたからだと思います。

すごい、対話選書

その人のことを信頼して話すことで選ばれる、親身に真剣に捉えることで選ぶ、という行為自体の価値。

私自身も先週からサービスとして対話選書を始めていますが、そのモチベーションは自身が受けた感動から成り立っていると感じます。

さて、次回はいよいよ選書する、の魅力について書きたいと思います。

最後までありがとうございました!


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