医療・介護業界の企業向け!採用のミスマッチを減らすポイント解説
こんにちは!😊
WELLNOVA編集部です!
今回は、採用におけるミスマッチを減らすためのポイントについて解説していきます!📝
慢性的な人手不足と呼ばれる医療・介護業界における、採用でのミスマッチというものは事業所にとって大きな痛手となってしまいます…🤕
履歴書に目を通し、時間を割いて面接を行い、
双方納得の上で入社してもらったものに、何故か合わない…
そんなミスマッチを防ぐためのポイントを紹介していきます💡
この記事が皆様の採用活動の参考になれば幸いです!
1.入職前にギャップをなくすことが大前提!
採用のミスマッチが起こる原因の根本は求職者と企業との間にギャップがあることがほとんどです。
思っていた業務内容と違っていた…
自分のスキルと業務内容が合わない…
職場の雰囲気があまり合わない… などなど
実際に入職してから表に出てくるギャップというものが
ミスマッチを起こしてしまいます。
そのため、面接段階や入社前のタイミングで
極力双方のギャップをなくすことが重要になってきます。
以下がギャップを無くすために考えるべきポイントです。
①業務内容の認識に齟齬はないか
当たり前のことではありますが、とても重要なポイントになります。
医療・介護業界に関していえば、シフト制で動き、一日のタイムスケジュールが決まっている場合がほとんどです。
求職者の方にはスケジュール観をなるべく具体的に伝えることや、時間帯ごとの職員の配置人数や役割分担など、実際に働くイメージを持ってもらえるように説明することが重要となってきます。
②求職者の能力を見極める
医療・介護業界では経験の有無、資格の有無がその人を判断するうえでは大きな材料となってきます。
資格に関しては一目瞭然のものですが、経験に関してはそうはいきません。
実業務においてその経験が役に立つかどうかをすぐに判断することはとても困難です。
そのため、求職者の今までの経験を正確に把握することが重要となってきます。
例えば、
看護であれば
・どのような病棟でどのくらいどの立ち位置で勤務していたのか
・何人体制でどの時間帯で勤務していたのか など
介護であれば
・どのような施設形態で勤務していたのか
・経験したことのある介助方法や前施設の勤務帯 など
ひとえに経験があると一括りにしてしまうと入職後にギャップがある可能性が大きくなってしまうので、正確に詳細を把握することが重要です。
③具体的な職場の雰囲気を伝える
雰囲気を伝えるということはとても難しいことです。
しかし、職場の雰囲気は求職者が最も不安を抱く要素の一つでもあります。
上手く伝えることが難しくても、伝えようとするかしないかでは大きな違いが生じます。
例えば、
・職場の年齢層はどのくらいか
・性別の割合はどれくらいか
・勤務の時間帯によってはどうか など
なるべく具体的に伝えることが重要になってきます。
事前に話をするだけでも、求職者にとっては大切な判断基準になってくるはずです。
④良い点だけではなく悪い点も伝える
こちらもなかなか勇気のいることだと思います。
記事の冒頭にもお伝えしましたが、慢性的な人手不足であるこの業界においては一人でも多くの働き手を獲得することが重要となってきます。
そのため、好印象を与えようと、企業側が良い点ばかりをアピールしてしまい、ミスマッチを生んでしまうことがあります。
これらをなくすには悪い点すべてを開示して説明する必要はないですが、働く上での注意点や懸念点といったような形で求職者の方に伝えていくべきです。
例えば、
・一番大変な勤務帯や業務内容
・同じ職場の職員や患者さん
・利用者さんの属性 など
職場の雰囲気に上述したように、事前に伝えるだけでも求職者の心持ちが変化してくるはずです。
2.入職後のアフターフォローも重要!
極力、ギャップなく入職してもらうことが大前提ではありますが、
どうしてもギャップが生じてしまう場合もあります。
また、最初はギャップがなくても働いているうちにギャップが出てきてしまうという場合も少なくありません。
そんな時に重要なポイントを以下にまとめていきます。
①アフターフォローの徹底
基本的に入職して間もない職員に対してはOJTの職員が業務を指導・フォローするOJT期間というものがあると思いますが、その期間には関係なく、職員をフォローしていくことがポイントです。
例えば、定期的な面談や意見箱の設置など、職員が前向きに発言できる場をできるだけ頻度高く設けていくことが重要になってきます。
②教育指導や研修の実施
特に未経験の職員や経験の浅い職員へ行われることの多い研修ですが、ベテランの方への研修も重要なポイントになってきます。
病院や介護施設によって、理念や考え方は異なり、
研修はそれを周知させていく場としても活用していくことができます。
また、ベテランの方でも初心を忘れないという意味で研修は学びなおしの場となり、経験の少ない方への見本になるという点においてもとても重要なものとなってきます。
③場合によっては配置転換を検討
病院や介護施設は比較的早いスパンで職場環境が変化していきます。
職員の異動や入退職、患者さん、利用者さんの入れ替えなどによって人の入れ替わりが激しい職場でもあります。
そのため、ハレーションが起こりやすい環境ともいえます。
入職直後は快適に勤務できていたものの、人の入れ替わりがあり、苦手な患者さんが入ってきてしまったなどの意見も少なくありません。
このような問題が起きてしまった場合は再び人の入れ替わりがあるか、その職員が辞めてしまうかのどちらかの結末になってしまいます。
せっかく職場に慣れてきた職員が辞めてしまうことは事業所にとっては大きな痛手となります。
そのため、早期の解決が必要となってきます。
しかし、人にまつわる問題であるため、解決が難しい場合もあります。
そんな時には配置転換という決断をすることが重要になってくるパターンもあります。
3.まとめ
今回は採用におけるミスマッチを減らすためのポイントについて解説しました!
せっかく時間をかけ、採用した職員が辞めてしまうことはとても大きな痛手となってしまいます。
気持ちよく長く働いていただくことが企業にとっても職員にとっても施設、病院を利用する方々にとってもプラスになることは言うまでもありません。
採用→離職→欠員補充→採用のような負の採用サイクルではなく、
採用→定着→職場環境改善→増員採用→定着→さらに環境改善のような正の採用サイクルができてくることが理想です。
ぜひ、皆様の職場において採用のミスマッチを減らすために本記事を参考にしてみてください!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
また別の記事でお会いしましょう!
さようなら!👋
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