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分散投資は リスクを分散して意味がある!?


新NISAが始まり、高分配金ETFが関心を集めているようで、Xでは毎日のように「いくら儲かった」というのを見かけます。

今日は、そんな中で「分散投資しているようでできていない人」のポストを見かけたので、私なりの解釈をつづります。

⇩のような投資をしている人には、参考になるのではないかと思います。

<リスク分散できていない分散投資例>
・全世界株式(オールカントリー)
・米国株式(S&P500)
・NASDAQ100インデックスファンド
・FANG+

株式投資における分散投資とは

株式投資における分散投資とは、複数の 銘柄、業種、地域、資産に投資することで、リスクを軽減し、安定的なリターンを目指す投資手法です。

前述した例の方は、②へのリスク管理が全くできていないので要注意です。

①複数の「銘柄」に投資する

特定の銘柄に集中すると、その銘柄の業績悪化などの影響で、損失が拡大する可能性があります。

そこで、複数の銘柄に投資することで、リスクを分散することができます。

②複数の「地域」に投資する

特定の地域に集中すると、その地域の経済危機などの影響で、ポートフォリオ全体の価値が大きく下落する可能性があります。

そこで、複数の地域に投資することで、地域ごとのリスクを分散することができます。

③複数の「業種」に投資する

特定の業種に集中すると、その業種全体の景気悪化などの影響で、ポートフォリオ全体の価値が大きく下落する可能性があります。

そこで、複数の業種に投資することで、業種ごとのリスクを分散することができます。

④複数の資産に投資する

株式だけでなく、債券、不動産、金などの異なる種類の資産に投資することで、資産クラスごとのリスクを分散することができます。

分散投資のメリット

  • リスクを軽減できる

  • 安定的なリターンを目指すことができる

  • 投資の成功確率を高めることができる

分散投資のデメリット

  • 個別株投資よりもリターンが低くなる可能性がある

  • 投資対象を多く選ぶ必要がある

  • ポートフォリオの管理が複雑になる

まとめ

分散投資は、投資リスクを軽減し安定的なリターンを得るのに有効な手段です。

しかし、分散投資のメリットを「リスク分散=ローリスク」と解釈できていないと、思うような資産形成ができなくなってしまいます。

今回、Xで見かけた方の運営は、アメリカに全振りすることで最大の利益を得ようとする「ハイリスク・ハイリターン方式」です。

意味の違いを理解しているのであれば、チャンスを掴む一手段として、とても良い方法だと思いますが、そうでないのであれば、少し修正していくほうが良いのではないかと感じました。

特に、「周りがやっているから」というだけで真似ている方は、危険回避が遅れると大きな損失につながるので注意してくださいね。

それではまた

参考動画


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