かぶれにくい「キネシオテープ」
筋肉が楽に動けるようになる
運動機能をサポートする1つに、テーピングと呼ばれるものがあります。
テーピングには、安定性を高める役割をするものと、運動性を高めるものがありますが、今回ご紹介するのは後者で「キネシオテープ」や、「キネシオロジーテープ」と呼ばれるものです。
筋肉が縮まる時に一緒に縮むことで、体を楽に動かすことができるようになるという特徴があります。
分かりやすく例えるなら、貼ることで普通に歩いている場所が「動く歩道」になるようなイメージです。
「筋肉がパワーアップする」と勘違いする人がいますが、そこまでの効果はないので注意してください。
ただ、有症状の人は平坦な場所でも、上り階段と感じるくらい、筋肉が疲れやすくなっていることがあるので、このような場合は有効とされています。
また、疲労しにくくなるという特徴もあるため、アスリートで貼っている方をもいらっしゃいます。
テープかぶれの原因
私もそうですが、肌が弱い方はテープかぶれを起こした経験があるのではないでしょうか?
これはテープ剤による刺激性接触皮膚炎といわれるもので、簡単に言うと貼り付けに使用されるノリが原因です。
粘着性の高いテープや、長時間貼り続けると発症しやすくなります。
今回紹介するのは、トワテック社のキネシオロジーテープの「ソフトタイプ」です。
同社は、より粘着性の高い「スポーツタイプ」と切り分けることで、テープかぶれを起こしやすい方に配慮した製品を発売しています。
スポーツタイプとソフトタイプの違いは、粘着性だけという認識でOKです。
ソフトタイプだから、運動に向いていないというわけではありません。
半日程度の運動であれば、ソフトタイプで十分対応できますし、刺激性が弱いので貼り直してもかぶれにくいです。
私は肌が強い場所で8時間、弱い場所で4時間程度を目安にしています。
それ以上貼りたい場合は、貼り直すことでかぶれから避けるようにしています。
ハサミは100均でOK
テーピング用に高価なハサミが売られていますが、私は100均のテープが貼り付かない加工がされているものを使っています。
選手に帯同する現場や、スポーツトレーナーなど以外は、それで十分だと思います。
使用環境にもよりますが、私の場合はコーティングが取れるまで約5年くらいです。
テープ幅は50mmが経済的
キネシオには様々なテープ幅のものが売られていますが、面倒でなければ50mmがオススメです。
YouTubeなどでも貼り方が公開されていますが、50mm以上のものはなく、幅はカットで対応できます。
ちなみに、私は50mmと25mmしか使わないので、50mmしか購入していません。
今回の情報が、キネシオロジーテープに興味がある方の参考になれば幸いです。
それではまた
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