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てこを理解しよう(第3のてこ)

第3のてこ

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Wikipedia:てこ(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A6%E3%81%93)

【第3のてこ】は、雪かきの時のスコップのイメージです。

体、とりわけ四肢の多くは、【第3のてこ】が使われています。

力点が、支点と作用点の間にくることで、力は必要になりますが、速度と可動域を増大することができます

・・・

意味が分かりますか?

僕は、はじめ意味が全くわかりませんでした。同じような方のために、少し補足します。

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<補足>
⇧の「A」と「B」は、動く距離は違いますが、移動にかかる時間は同じです。

つまり「A」が、SからGに移動するのに1秒かかるとしたら、「B」も1秒でSからGに移動します。

したがって、Bのほうが「早く、大きく動く」ということなんです。
加えて、支点からの距離が、AよりもBのほうが長いので、Aが力点の時には負荷が大きくなります。

四肢のテクニックには必須の知識

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前述したとおり、四肢の多くは【第3のてこ】で動いています。

言い換えると、四肢の治療をするときには【第3のてこ】を利用します。

当然ですが、同じ知識を使うのでも治療ポイントが「関節」「筋」「靭帯・関節包」「皮ふ」で内容は変わります。

自分が、「どこの何を治療したいのか?」を明確にし、

・最適なテクニックを
・最適な方法

で行なうようにしてください。

まとめ

3回に渡って【てこ】を解説してきましたが、いかがでしたか?

人の体は【てこ】で動いているということは、テクニックも全て【てこ】を使用しています。

今まで意識していなかった方は、この意味を理解した上で、テクニックをすると触感はもちろん、効果が全く違うことに驚くはずです。

ではまた

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