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大麻検査の新たなガイドライン発表が公認ラボに影響を与える|CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』バックナンバー

(この記事は2024年1月14日に配信した、メールマガジン『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。最新のメルマガをご希望の方は、下記よりご登録の上、お受け取りください)

目次


(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

イーロン・マスク、薬物使用の疑いを否定

参考記事:Elon Musk responds to illegal drug use charges: ‘Not even trace quantities…’ (Mint)

『Wall Street Journal』が、イーロン・マスクがLSD、コカイン、エクスタシー、ケタミンなどの違法薬物を使用していると報じたことに対し、イーロン・マスク本人が否定しました。 この報道は世界中で話題となりました。 イーロン・マスクは『X』や『テスラ』などの世界的に影響力のある企業を経営しており、彼が薬物に対してどのような姿勢を示すかは、今後の大麻市場にとっても注目すべきことでしょう。

バルセロナ、大麻クラブを「廃止」へ

参考記事:Barcelona to ‘Eliminate’ Cannabis Social Clubs(schengenvisainfo)

スペインでは、大麻が違法であるため、法律のグレーゾーンで運営されていた「大麻クラブ」が問題視され、バルセロナ市内の約20の施設に対する調査が行われることが明らかになりました。スペイン全体で「大麻クラブ」は400万人以上の利用者がおり、海外からの観光客も利用しています。これらの規制強化の影響が、スペインの大麻市場にどのような影響を及ぼすかは注目されています。

タイ、嗜好用大麻の利用を禁止する動き

参考記事:Thailand cannabis: Kingdom moves to ban recreational cannabis use, 18 months after historic decriminalization (CNN)

タイは、嗜好用大麻を禁止する法律を制定するための法案の草案を発表しました。新しい法律によれば、違反者には高額な罰金、1年以下の懲役刑、またはその両方が科される可能性があります。詳細な規制内容はまだ確定していませんが、大麻に関する規制が強化される傾向があり、医療利用と嗜好目的の区別が今後さらに明確化されるかもしれません。

光の問題を解決する「オートフラワーリング」が欧州で認証

参考記事:Autoflowering’ CBD Hemp Seeds Added to the European Common Catalogue for the First Time (Business of Cannabis)

欧州委員会は栽培コストを大幅に削減できる品種『オートフラワーリング』を承認しました。オートフラワーリングは、光の条件に依存せずに成長し、開花することができるため、栽培コストを大幅に削減できるとされています。これらの品種が普及すれば、北欧の寒冷地域でのヘンプやCBDの栽培がより効率的に行える可能性があります。大麻業界では品種改良の研究が積極的に行われており、今後、日本の市場に適した、扱いやすい大麻品種が登場するかもしれません。

大麻企業『Tilray社』、売上高が過去最高を記録

参考記事:Cannabis operator Tilray trims loss to $46 million in quarter on record sales(MjBIzDaily)

カナダの大麻生産企業『Tilray Brands社』は、2024年度第2四半期の売上高が1億9,380万ドルを記録し、前年同期比で34.4%増加したことが明らかになりました。 すべての主要事業部門で売上が増加し、大麻関連の売上高も大幅に増加しました。 大麻市場が競争が激しい状況にある中で、知名度のある大麻企業がなおも急成長を遂げている背後にある要因について、分析する価値があるかもしれません

大麻検査の新たなガイドライン発表が公認ラボに影響を与える

参考記事:California shuts down testing at pot labs after state cannabis agency issues new guidelines(ktla)

カリフォルニア州の大麻取締局(DCC)が新しい検査ガイドラインを導入したことで、公認の大麻検査ラボの中には新たな要件を満たさないために公認リストから除外される可能性があるとの報道があります。この最新のガイドラインの導入は、市場に安全で数値的に正確な大麻製品が提供されることを保証し、公平な評価を行うことを目的としています。この変更により、すでに認定を受けている検査ラボでさえ、州の新たな規制に適合する必要があることが示されています。

カナダ、2018年以降に17億グラムの大麻が廃棄

参考記事:Wasted Weed: Canada's Disposal of 3.7 Million Pounds of Cannabis Since 2018 (High Times)

カナダでは2022年から2023年の上半期に、6億1,170万gの大麻が廃棄されたことが明らかになりました。これは前年に比べて44%増加しており、実際の廃棄量はそれ以上かもしれません。この増加の主な理由は、年代が古くTHC濃度が低い製品の需要が不足しているためであり、この傾向は今後も続く可能性が高いとされています。さらに、カナダで大麻が合法化された2018年以降には、17億g(370万ポンド)以上の未販売製品や包装されていないドライフラワーが廃棄されていると推定されています。

チェコ共和国、大麻規制に関する新たな法案を発表

参考記事:Czech Republic Published New Draft Regulations for Cannabis Program (High Times)

チェコ政府が新しい大麻規制に関する法案を提出しましたが、大麻合法化を支持する政党はこの法案を「妥協案」とみなし、更なる協議を進める姿勢を示しました。新しい大麻法案には、大麻クラブの運営、販売、および輸出に関する規制が含まれており、一方で自宅での少量の栽培を認める一方で、規制と課税も導入される内容となっています。

(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

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