[弁護士監修]CBDビジネスを攻略するなら、絶対に知っておきたい法律Q&A -65選-
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これからCBDビジネスを始めようとされている、あるいは始めたばかりのみなさん、こんにちは!『CBDライブラリー』と申します。
私どもは、日本全国のCBD(カンナビジオール)ショップを検索できるサイトや情報メディアを運営しています。
また、CBD専門のオンラインショップを運営しており、直接、海外ブランドから商品を仕入れたり、自社ブランドでCBDタブレットも販売し、CBDに関する幅広いビジネスに取り組んでいます。
特に、日本全国のCBDショップ検索サイトは、業界唯一の存在で、今や掲載件数は1,000店舗を超え、多くの方にご利用いただいています。
Instagramも頑張っており、情報量と質は日本一と自負しております。
多くの事業者が悩む、CBD独特の法規制
運営メディアを通じて、CBD関連の情報を発信をする中、多くのCBDショップやブランドさまと情報交換させていただきました。また、私たち自身もCBDを輸入・販売する過程で、はじめて知ったこと、壁にぶつかったことが多々あります。その中で、特に多かったのが今回のテーマである法律です。
ご承知の通り、CBDは大麻(麻)由来の成分であり、独特の法規制があるからです。また、雑品だけでなく、食品や化粧品にも使われる成分として、ケアすべき法律は多岐に渡る難しさがあるのです。今後、食薬区分が改正され、医薬品にも使えるようになれば、その範囲はさらに広がります。
基本的な法律をざっとあげるだけでも、大麻取締法・麻薬及び向精神薬取締法(麻向法)・薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)・景品表示法・食品衛生法・食品表示法が該当するでしょう。
法規制を知らないとどのような不利益があるのでしょうか?よくある例は、
輸入手続き長期化による膨大な時間ロス
検疫所や税関の下での商品破棄
モールやクラウドファンディングからの出品却下
法律抵触がSNSで拡散されて炎上
行政による社名公表
などです。返金・交換対応・損害賠償などの経済的損失やレピュテーションリスクの他、最悪、刑罰や行政処分にもつながります。
CBDビジネスを攻略するなら、絶対に知っておきたい法律
このnoteは、これからCBDビジネスを始めようとされている、あるいは始めたばかりのみなさんに向けて書いたものです。CBDビジネスを攻略するなら、絶対に知っておきたい法律をQ&A形式で65ほどまとめさせていただきました。
私たちの実体験や課題意識を活かし、これからCBDビジネスを始める事業者のリスク軽減になれば、と思っています。
そしてまだまだカオスな黎明期の中、CBD事業者それぞれが個性を磨き上げていくことは当然大事だと思う一方、同時に事業者全体で健全なイメージを変えていくことも必要と感じています。
CBDビジネスの盛り上がりの火を絶やさないためにも、事業者一丸となって、リスクコントロールできればと存じます。
noteの概要
このnoteは、CBD事業者がケアすべき法律ごとにチャプターを分け、それぞれ、Q&A形式で疑問に答えています。
大麻取締法
麻薬及び向精神薬取締法(麻向法)
薬機法
景表法
食品衛生法
食品表示法
その他
もちろん、法律がテーマなので、弁護士の先生に監修をあおいでいます。
監修者:田中 尚幸(トップランナー法律事務所 代表弁護士)
学位:一橋大学法科大学院 所属:東京弁護士会(2009年〜)、露木・赤澤法律事務所を経て、トップランナー法律事務所(2021年設立) その他:一般社団法人スポーツキャリアアドバイザーズ(代表理事)、一般社団法人日本パワハラ予防委員会(顧問弁護士)、日本スポーツ法学会会員、日本スポーツマネジメント学会会員、ベンチャー企業社外監査役
このnoteのポイントは、CBDビジネスに特化している点です。そんなマニアックなコンテンツは、ありませんよね。顧問弁護士を抱えている方は別ですが、都度ネット検索したり、同業者に聞くよりも、最短距離でキャッチアップできる内容になっているはずです。また事前リサーチでの要望から、微に入り細を穿つ詳細な回答ではなく「事業者としてこれだけはおさえておけば良い」という要点や考え方を簡潔にまとめることに注力しました。基礎的な疑問は網羅しつつ、下記のような実務的な疑問にも回答しております。
摂取量の目安はどのように訴求するべきでしょうか?日本に基準を定めている機関はありますか?
食品(試作品)のアウトレット販売というのは、法律的に問題ないものでしょうか?
CBDショップです。委託販売のリーガルリスクに、どのようなものがありますか?リスク対策があれば教えてください
CBDブランドです。OEMメーカーに製造を依頼する際、競合、あるいはOEMメーカーに企画を流用される懸念がありますが、法律上の是非および対策等はありますでしょうか。
有機JASマークを取得せずとも、オーガニックという言葉を使用して良いものですか?
CBD自販機の設置において、考慮すべき関連法令はありますでしょうか?
価格は、Q&A数に基づいて設定しています。今後、随時更新(QAを追加)して参りますが、追加料金はいただきませんので、早めに購入した方がよりお得です。
それでは[弁護士監修]CBDビジネスを攻略するなら、絶対に知っておきたい法律Q&A、ご覧ください。
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