見出し画像

ウクライナ、医療用大麻を合法化|CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』バックナンバー

(この記事は2024年2月18日に配信した、メールマガジン『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。最新のメルマガをご希望の方は、下記よりご登録の上、お受け取りください)

目次


(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

羽田空港、薬物のボディ・パッキングにより男性が死亡

参考記事:Man Dies at Tokyo Airport With Kilo of Drugs in His Stomach (High Times)


東京の羽田空港で、イスラエル国籍の50代男性がコカインや覚醒剤1キログラム以上を胃に隠して密輸しようとしたところ、到着した機内で倒れ死亡する事件が発生しました。死因は胃に隠した薬物の過剰摂取とされ、男性は89包の薬物を所持していたとされています。この密輸方法は「ボディ・パッキング」と呼ばれ、薬物を消化管や体内に隠す手法です。

フィリピン下院で医療用大麻法案を可決、医師会が反対

参考記事:Philippine House of Representatives Joint Committee Passes Medical Cannabis Bill (High Times)

フィリピン下院で医療用大麻法案が可決されたことに対し『フィリピン医師会(PMA)』は反対の姿勢を強調しました。『PMA』は、大麻合法化による健康リスクと若者への影響を懸念しており、研究促進、研究施設の整備、および規制の制定を求めています。どの国でも賛否両論がある中、ヨーロッパやアメリカに比べアジアの国々は大麻政策に対してより慎重な姿勢を見せています。

サウスカロライナ州、CBDとTHCなどの製品を禁止

参考記事:South Carolina bans CBD and intoxicating hemp products as states continue crackdowns(HempToday)

サウスカロライナ州保健環境管理局(DHEC)は、CBD、THC、合成系を含む製品の禁止と製品表示の規制強化を発表しました。ライセンスを持つ者は栽培・加工が可能ですが、CBDが規制成分リストに含まれることがニュースとなりました。サウスカロライナ州は、特に高濃度製品の製造と販売を規制することを目的としており、この措置は「極端な施策」と評されています。

フロリダ州下院、THC含有量を制限する法案を提出

参考記事:Florida House Panel Approves Hemp Product Restriction Bill Despite Concerns Over Economic Impact (Marijuana Moment)

フロリダ州議会で提案された法案は、大麻製品のTHC含有量を1回の使用あたり最大2mg、容器あたり最大10mgに制限することを目的としています。この法案は、THCや合成成分を含む物質の使用を禁止し、大麻の取り扱いを見直すことを意図していますが、事業者からは反対の声が上がっています。アメリカの州によっては、大麻を規制する法案が定期的に提出されており、賛否両論の状況が続いています。

ヘンプと建築、ヘンプクリートの活用について

参考記事:‘It’s almost carbon-negative’: how hemp became a surprise building material | Environment (The Guardian)

「ヘンプが建築材料になるまで」というタイトルの記事が公開され、ヘンプクリートに関する現状や課題をまとめています。ヘンプクリート産業は成長しており、CO2削減に貢献できるため、環境に優しい素材とされています。記事によると、建築でヘンプを使用することを推進する人々は、ヘンプが「カビや火、害虫に強い」と主張しています。日本では、輸出入や生産コストの問題で流通が少ない状態ですが、将来的にヘンプを使用した建築への取り組みが増える可能性があります。

ウクライナ、医療用大麻を合法化

参考記事:Ukraine legalises cannabis for medical use (Reuters)

ウクライナのゼレンスキー大統領は、医療目的での大麻使用を合法化する法案に署名しました。法律は正式公表から6カ月後に施行され、嗜好用大麻の販売や供給は引き続き禁止されます。大麻を栽培・販売するためにはライセンスが必要で、ウクライナでは大麻に関する規制や管理体制の整備が急務となっています。

三重県、産業用大麻研究の一環で種まき機を高校生たちが製作

参考記事:産業用大麻の種まき機を高校生らが製作 戦前の道具が参考 三重大と久居農林高(Yahoo!ニュース)

三重大学と久居農林高校は、神事に使用される産業用大麻栽培のための播種機と耕作道具を共同で復元しました。この取り組みは、神事用の大麻である精麻に関する研究の一環として行われたもので、久居農林高校の農業学科の生徒たちが古代の道具を参考にしながら改良して製作しました。三重県では産業用大麻の研究や活動が活発になりつつあり、将来的にさらに注目されるニュースが出てくる可能性があります。

サイケデリック産業、大麻とは異なるの市場アプローチ

参考記事:Market strategy for psychedelics diverges from marijuana blueprint(MjBizDaily)

サイケデリック産業は、大麻産業と異なり、研究主導の市場アプローチを採用しています。大麻産業が広範な研究が行われる前に合法化を進めたのに対し、サイケデリック産業は研究を重ね、市場への受け入れを目指しています。この産業では、精神疾患など様々な治療可能性について研究が進められています。参考記事では、サイケデリックがビジネスの新たなトレンドとなる可能性が示唆されており、関連する記事が徐々に増加しています。

(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

日々、事業運営にお忙しいCBD事業者さま(今後、参入者含む)のこんなニーズに応えるサービスです

  • 最新情報を蓄え、お客さまや取引先とのコミュニケーションをより円滑にしたい

  • CBD・麻業界の動向が早すぎて、キャッチアップが追いつかない

  • 本当に重要な(これだけおさえておけばOK!という)情報というを体系的に知りたい

  • 出典が確かな情報をキャッチアップしたい

  • 発信ネタが欲しいが、情報の取捨選択が難しい
    ※CBD・大麻(麻)業界の情報メディア『CANNABIS INSIGHT 』より、コンテンツ提供を受けて掲載しています。

メルマガ配信概要

配信者:CBDライブラリー(運営会社:ウェルネスキット株式会社
配信内容:国内外のCBD・大麻関連ニュース
配信頻度:毎週日曜
料金:無料

※未登録の方は下より、メアド入力の上、登録ボタンを押すだけ

法人・事業者向けサービス


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?