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三重大学、産業用大麻の研究開発センターを開設|CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』バックナンバー

(この記事は2024年7月28日に配信した、メールマガジン『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。最新のメルマガをご希望の方は、下記よりご登録の上、お受け取りください)

目次


(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

三重大学、産業用大麻の研究開発センターを開設

参考記事:大麻の国内生産者は27人、海外では「環境に優しい新素材」と注目…三重大が研究センター開設(読売新聞)

三重大学は、産業用大麻の研究開発を進める『神事・産業・医療用大麻研究センター』を開設しました。このセンターは、麻薬成分が少ない産業用大麻の新品種開発や効率的な生産技術の確立を目指しています。三重大学は昨年から明和町や生産者と連携し、産業用大麻の生産プロジェクトを開始しており、センターはこの取り組みも支援していく方針です。

バイデン氏の大統領選辞退を受けて、大麻株が急騰

参考記事:Cannabis stocks react to Biden announcement: Monday's closing market moves (Business Insider)

バイデン大統領が再選を目指さないと発表したことを受け、大麻関連株が急騰しました。 『Tilray Brands』『Canopy Growth』『Cronos Group』などの主要な大麻企業の株価が大幅に上昇し、業界全体に前向きな影響を与えました。 株価の急騰の理由は、カマラ・ハリス副大統領が次期選挙でドナルド・トランプ氏と対決する可能性が高まったことで、バイデン大統領より勝率が高いと予測されたためとされています。

オーストラリア、医療用大麻の処方増加に伴う精神病リスクへの懸念

参考記事:Doctors warn of significant increase in people hospitalised with psychosis after being prescribed medicinal cannabis (ABC News)

オーストラリアでは医療用大麻の処方が急増していますが、これに伴う精神病のリスクが懸念されています。研究によると、THC含有量の高い大麻製品の使用が精神病発症のリスクを高める可能性があります。専門家は、処方の際のリスク評価や患者モニタリングの重要性を訴えており、医療用大麻を支持する意見もある中で、適切な運用体制を構築することが課題となっています。

カマラ・ハリス副大統領、大麻業界からの評価

参考記事:Grading The Presidential Candidates On Marijuana: Kamala Harris (Harris Bricken)

バイデン大統領が大統領選を辞退したことで、次の大統領候補となったカマラ・ハリス副大統領の大麻政策に関する立場が注目されています。ハリス氏は上院議員時代に大麻の合法化を支持し、関連の法案にも共同提案者として名を連ねました。全体として、ハリス氏の大麻政策は進歩的であると評価されていますが、一部には懸念の声もあります。現在(2024/07/27)、トランプ氏の支持率が若干高く、リードを許していますが、今後の動きが注目されます。

タイ副首相、医療用大麻の法制化について言及

参考記事:Thailand to legislate medical marijuana, signals no re-criminalising (Reuters)

タイの副首相アヌティン・チャーンヴィラクル氏は、医療用大麻の法制化を推進する意向を示しました。タイは2022年に大麻を非犯罪化しましたが、嗜好目的の使用を防ぐ明確な規制がなく、混乱を招いていました。首相のスレッタ・タヴィシン氏も法制化に同意しており、法案は国会で議論される予定です。最近、タイ国内の大麻規制整備に関する報道が増えており、状況が変わりつつあります。

米国大麻ビジネスの25%のみが黒字化

参考記事:Only One In Four Marijuana Businesses Are Profitable, Yet Optimism Prevails Amid Rescheduling Push, Industry Survey Finds (Marijuana Moment)

大麻業界の調査によると、米国の大麻関連ビジネスで黒字を出しているのは約25%に過ぎないことがわかりました。米国の中小企業の65%が黒字であるのに対し、大麻業界は黒字化している企業の割合が低い業界となっています。しかし、大麻事業者は比較的楽観的な姿勢を見せています。これは、連邦政府による大麻のスケジュール変更の可能性や州レベルでの合法化が進むことによるもので、今後の規制緩和に期待が集まっています。

オランダの大麻実験、合法的に栽培された大麻の販売が開始

参考記事:Netherlands' cannabis experiment sees first month of legally cultivated sales (Business of Cannabis)

オランダで、合法的に栽培された大麻の販売実験が始まりました。このプログラムは、10の自治体で実施され、許可を受けた合法的に栽培された大麻のみを販売するコーヒーショップを対象としています。実験の目的は、大麻の品質管理や犯罪組織の排除など、健全な大麻市場を作ることです。オランダは法律と実態が乖離している部分があり、法律上は禁止されているものの、一部の地域では暗黙の了解で大麻が取り扱われています。国はこれらの問題を解決するための動きを見せています。

(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

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