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『大正製薬』、CBD製品を発売|CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』バックナンバー

(この記事は2024年9月22日に配信した、メールマガジン『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。最新のメルマガをご希望の方は、下記よりご登録の上、お受け取りください)

目次


(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

大麻合法化により、米国の大麻価格が大幅に下がる研究結果

参考記事:Cannabis Prices Would Be Significantly Lower If Legalized(Benzinga)

米国で大麻が合法化された場合、価格が大幅に下がるとの研究結果が発表されました。現在、カリフォルニア州の大麻価格が全米の大麻価格の基準になっており、年々価格が下落傾向にあることからこのような研究結果が示されました。この研究では、現在の違法市場や規制の厳しい合法市場では、税金や規制コストが価格を押し上げていると指摘されています。合法化が進むと、これらのコストが削減され、供給も増加し、最終的には消費者が支払う価格が大幅に低下する可能性があると予測されています。

大麻再規制、タバコへのCBD使用を許可する可能性がある

参考記事:Cannabis Rescheduling Could Allow Hemp in Tobacco (MJBizDaily)

連邦政府の報告書によると、THCを含む大麻は「食品、タバコ製品、化粧品」に含ませることは許可されていませんが、ヘンプ(THCが基準値以下)は、これらの枠組みに触れずに使用することが可能とされています。これにより、タバコ製品にヘンプを含める可能性が広がるとされています。再分類により、タバコ業界が規制の範囲内でヘンプを活用しやすくなり、ヘンプ市場に新たなビジネスチャンスが生まれる可能性があります。

『大正製薬』、CBD製品を発売

参考記事:大正製薬基準で品質管理されたサプリメント「CBD taisho」 新発売(大正製薬)

『大正製薬』は、2024年9月18日にCBD製品の発売を発表し、CBD市場に参入することを明らかにしました。販売価格は22g(220mg×100粒)で5,400円となっており、1粒あたりに2mgのCBDが配合されています。THC基準値に関する議論や新規制の話題が注目される中、大手企業の国内CBD市場への参入は、SNSのタイムラインでも大きな話題となっています。

米国、医療用大麻合法化で数十億の医療保険料が削減

参考記事:Medical Cannabis Legalisation Could Save US Billions in Health Insurance Reductions (Business of Cannabis)

医療用大麻の合法化により、米国の健康保険にかかる費用を年間数十億ドル節約できる可能性があると報告されています。また、全米で医療用大麻が合法化された場合、約149億ドルの節約が見込まれています。従業員1人当たり年間平均238ドルの節約が期待されており、合法化が進むことでさまざまな場面でのコスト削減が期待できるかもしれません。

世界で初めて大麻合法化したウルグアイ、事業撤退が相次ぐ

参考記事:Pot companies are fleeing Uruguay, first nation that legalised marijuana (Buenos Aires Times)

ウルグアイでは、大麻企業が撤退しつつあります。ウルグアイは嗜好用大麻を合法化した最初の国ですが、規制の厳しさや市場の小規模さがビジネスを困難にしています。大手グローバル大麻企業はウルグアイでの事業から撤退しており、新たにウルグアイで事業を立ち上げる場合も、政府などの強力なバックアップがない限り、3〜4年ほどかかるとされています。事業運営の難易度が高いと問題視されていますが、大麻利用者は増加しており、今後市場がどのように展開されるか注目されています。

EU、サイケデリック研究への取り組みを開始

参考記事:EU initiative begins bid to open access to psychedelic therapies(greenmarketreport)

欧州連合は、サイケデリック療法に関する法的枠組みの確立を目指す取り組みを開始しました。この取り組みを進めるためには、1年以内に100万人の署名を集め、少なくとも7つのEU加盟国で最低基準を満たす必要があります。安全性と有効性を示すために、EUが資金提供を行い、サイケデリックに関する研究を進めることで、世界的にサイケデリック市場が前進すると期待されています。

(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

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