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『Cannabis Europa London 2023』が開催|CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』バックナンバー

(この記事は2023年5月7日に配信した、メールマガジン『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。最新のメルマガをご希望の方は、下記よりご登録の上、お受け取りください)

目次


(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

モロッコ、厳しい規制のもと大麻栽培が開始

参考記事:Moroccan farmers begin growing cannabis for medical use(The NationalNews)

モロッコで、合法的な大麻栽培が開始されました。2021年5月にモロッコ議会で「産業、医療、輸出目的での大麻栽培」が許可されて以降、初めて大麻栽培が開始されることになり、モロッコの大麻政策が進展したニュースとなりました。モロッコは、農家の収入向上とヨーロッパからの麻薬密売人の抑止を目的として、厳しい規制のもとでプログラムを進めていく予定です。

『Akerna社』大麻ソフトウェア事業を500万ドルで売却

参考記事:Akerna sells cannabis software businesses for $5 million(MjBizDaily)

『Akerna社』は『MJ Freeway Acquisition社』に大麻関連のソフトウェアを500万ドルで売却することを発表しました。 『Akerna社』は当初『POSaBIT社』へソフトウェアを400万ドルで事業売却をする予定でしたが、取引内容が変更。 最終的に『MJ Freeway Acquisition社』へ売却することになり、大麻業界のM&Aで驚きのニュースとなりました。 また『Akerna社』はビットコインマイナーのリーディングカンパニーを誕生させるために『Gryphon Digital Mining, Inc.』と合併することとなっており、複数の取引内容とステークホルダーによって、複雑な取引を進めています。

大麻の税収を調査した報告書が公開、総額151億ドルを達成

参考記事:New Report From Marijuana Policy Project Examines Eight Years of Cannabis Tax Revenue (High Times)

『Marijuana Policy Project(MPP)』は、16の合法化された州が2014年から2022年末までに、大麻に関する税収総額で約151億ドルを集めたとする報告書を発表しました。 2022年にはコロナの影響を大きく受けつつも、一部の地域では過去最高額の税収を記録するなど、大麻合法化が税収に影響を与えることがわかる内容となりました。 151億ドルは日本円で約2兆円ほどであり、莫大な規模感が伺えます。

ルクセンブルク、大麻合法化が進む

参考記事:Luxembourg wants complete control of its marijuana market (TheMayor.EU)

ルクセンブルク政府は、嗜好用大麻を合法化する計画を発表しました。具体的な期限は未定ですが、厳重な規制のもと合法化計画を進めていくために、国が運営する2つの大麻栽培施設を設立し、国内で許可された販売拠点に供給することが提案内容になっています。公共のスペースでの使用や専門店での規制が行われる予定で、国はより安価で安全な大麻を提供する環境を整えることを目的としています。

南アフリカで世界一階数が高いヘンプホテルがオープン予定

参考記事:World's tallest hemp hotel set to open in June in South Africa (Africanews)

南アフリカのケープタウン中心部に、世界で最も階数が多いヘンプホテルがまもなくオープンする予定です。 建築の世界で断熱性、耐火性、気候にやさしいという特長があることからヘンプクリートの人気が高まっています。 南アフリカの建設グループ『Afrimat』の子会社『Afrimat Hemp』のディレクターは、カーボンマイナスを目指すことができる一方で、従来の建築素材と比べてコストが高くなることが課題であると述べています。

『Cannabis Europa London 2023』が開催

参考記事:Cannabis Europa London 2023 - Day 1 (Business of Cannabis)、『マリファナマーチTOKYO』が開催、表参道から渋谷を行進

ヨーロッパを代表する大麻関連のビジネスカンファレンス『Cannabis Europa』が5月2日、3日の二日間で開催。 業界の有識者、EU全域の主要政策担当者、患者の代表、1000人を超える方々が参加しました。 2日間のイベントレポートが投稿されていたので、参考記事にリンクを添付しています。 これらのレポートを読んで特に注目したトピックは2日目の「medical vs recreational」セッションです。 「カナダは医療用大麻への期待が高く、お金や時間を費やして失敗した。市場が求めているものは嗜好品であり、医療ではなかった」といった内容で、経済成長を目指す場合は、嗜好用大麻にどのように取り組むのかを考えなければならないことがわかります。

『マリファナマーチTOKYO』が開催、表参道から渋谷を行進

参考記事:マリファナマーチ東京のツイート

『マリファナマーチTOKYO』2023が、5月4日(みどりの日)に開催され、参加者は表参道から渋谷エリアにかけて行進しました。マリファナマーチとは、毎年5月に世界同時開催で行われる大麻に関する規制の見直しを訴える自由化運動です。日本でもCBD事業者の方や大麻に対する想いを持った方が参加されていました。

バーモント州、2月の大麻売上が過去最高の650万ドルを記録

参考記事:Cannabis Sales Hit A Record $6.5 Million In February(headyvermont)

バーモント州の2月の大麻売上高が約650万ドルを記録し、前月比で6.9%増加したことがわかりました。大麻合法化当初は、ライセンスを取得した店舗が3店舗ほどでしたが、現在は52店舗まで増えており、店舗数の増加に比例して、州全体の売上も右肩上がりに伸びています。約650万ドルは日本円で約8億7,000万円ほどで、規模感も大きいことがわかります。

(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

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