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カリフォルニア州、精神活性化作用の大麻製品を緊急規制|CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』バックナンバー

(この記事は2024年9月15日に配信した、メールマガジン『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。最新のメルマガをご希望の方は、下記よりご登録の上、お受け取りください)

目次


(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

カリフォルニア州、精神活性化作用の大麻製品を緊急規制

参考記事:California issues emergency rules to ban intoxicating hemp products(MjBizDaily)

カリフォルニア州知事は、精神活性作用のある大麻製品を緊急規制することを発表しました。この規制は、ヘンプ由来のTHC(テトラヒドロカンナビノール)を含む製品の販売と流通を管理し、消費者保護と製品の安全性を強化することを目的としています。業界団体はこの報道に対し、「成人向けの一般的な大麻製品の90%から95%が完全に禁止される可能性がある」とコメントし、危機感を訴えました。カリフォルニア州でのこの規制は影響力が大きいとされ、続報に注目が集まっています。

米国大麻エディブル市場、4社が市場全体の18%を占める

参考記事:Report: Four cannabis edibles brands 'dominating' nationally with 18% of U.S. market(greenmarketreport)

米国の大麻エディブル市場において、4つのブランドが市場の18%を占めていることが報告されました。 『Wyld』『Incredibles』『Wana Brands』『Kiva-Camino』の4社が上位の人気ブランドとして、マーケットで強固な地位を築いています。 大麻エディブル市場は大麻市場全体の30%を占めており、巨大なマーケットとなっています。

『Cookies』が、大学アメフトチームとスポンサー契約を締結

参考記事:USC athletics partners with cannabis company Cookies in groundbreaking sponsorship deal(CBSSports.com)

南カリフォルニア大学(USC)のアメリカンフットボールチーム『Trojans』と、世界的に有名な大麻企業『Cookies』が、スポンサー契約を締結したことが発表されました。『Cookies』は、スポーツを通じて自社のプロモーションやマーケティング活動を展開していく予定です。全米でも、大麻企業がスポーツチームのスポンサーを務めるのは珍しく、特に『Cookies』が手がける今回の取り組みは、今後の良い事例となるかもしれません。

タイ、リゾート地でアジア初の大麻リトリートを提供

参考記事:A luxury Thai resort is offering Asia’s first cannabis retreat(macaonews)

タイのサムイ島にある「ウィード・ビーチ」で世界的な大麻ブランド『Kanha』とコラボし、大麻を使用したオーダーメイドセラピーを提供します。このプランはプログラム形式になっており「瞑想、料理、入浴、フィットネス、カンナビスの教育」などのサービスが含まれます。オーダーメイドであることから薬剤師が在中し、参加者の要望に合わせたセラピーが行われるようにサポートします。タイのリゾート地で大麻を絡めた事業は、地域活性の起爆剤になるかもしれません。

大麻取締法改正、施行期日は12月12日に

参考記事:インターネット版官報

官報にて、大麻取締法改正に関する新たな取り決めが発表されました。取り決めの内容は、THCの残留基準値として、油脂(常温で液体のもの)は10ppm、粉末は10ppm、水溶液は0.1ppm、それ以外は1ppmと設定されており、施行日は12月12日となります。このニュースは、パブリックコメントを受けて決定されたもので、日本政府の決定は海外でも話題となりました。日本国内のすべてのCBD事業者が確認すべき重要なニュースです。

イタリア、CBDオイル禁止を一時阻止したが懸念が残る

参考記事:Italian Court Suspends Ban on CBD Oils, But Threat to Wider Hemp Sector Remains as Sector Protests Across Country (Business of Cannabis)

イタリアで、CBDオイルを麻薬に分類する政府令の一時停止が成功しました。しかし、ヘンプ業界にとっての脅威は依然として残っています。業界団体は、9月10日に同国の産業用ヘンプ、CBD、「大麻ライト」産業を破壊する恐れのある法案が提出された際、商工会議所で記者会見を実施しました。ドイツのように大麻を合法化する国がある一方で、CBDやヘンプを巡る議論が難航している国もあります。大麻・CBD業界は、その国の歴史や国民性に大きく影響されることがわかります。

(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

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