見出し画像

Weekly Follow-up

2024年3月9日

こんにちは!

 通信アプリL I N Eを運営するLINEヤフーが個人情報の漏洩に関して総務省から行政指導を受けました。L I N Eは民間だけでなく公的機関でも使用されており、日本の日常生活に深く根ざしています。総務省は親会社のネイバーとの資本関係についても言及しており、同社には日本の事実上のインフラを扱っているという事実を重く受け止めて改善してもらいたいです。

 以下は、筆者の独断と偏見で選んだ1週間を振り返るにあたって押さえておきたい5本のニュースです。


参議院も政倫審開催へ

 参議院でも史上初めて、政治倫理審査会が開催されることになった。参院政倫審は32人の自民党議員対する審査会の開催を全会一致で決議した。世耕弘成前参院幹事長や西田議員が出席の意向を示している。政倫審は32人に出席の意向を確認した上で、14日と15日に開催する方向で調整している。


全人代開催

 中国の全国人民代表大会が5日から北京で開催されている。不動産バブルが崩壊後、中国経済が不安視される中、全人代は成長率の目標を前年と同じ5%前後にするとした。また、台湾については「平和的統一」の文言が削除された。李強首相が就任後初めての活動を報告したが、閉幕後の記者会見は今後、特異な状況がない限り行われないことが発表された。


ヘイリー氏撤退

 スーパーチューズデイでは、15州で予備選が実施されバーモント州を除いて、トランプ前大統領が勝利した。これを受けてヘイリー氏は共和党候補者選から撤退することを表明し、これを受けトランプ氏が共和党の候補者となった。これで、前回の大統領選と同じ顔ぶれが衝突する公算が高まった。


アニメ界の偉人たち去る

 「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」などの作者の鳥山明氏が急性硬膜下血腫で死去した。68歳だった。鳥山氏の訃報に接し国内外から悼む声があがっている。また、「ちびまる子ちゃん」の声優を35年間務めていた声優のT A R A KO氏も亡くなっていたことが分かった。アニメ界は相次いで大切な人を失った。


オスプレイの運用停止解除

 昨年11月に発生した墜落事故以後、運用を停止していたオスプレイについてアメリカ軍は8日運用停止を解除したと発表した。同時に日米両政府がオスプレイの運用について「緊密に調整する」との声明を出した。具体的な再開時期は不明だが、アメリカメディアによると完全な運用まではまだ時間がかかる見通しだ。


THE PLUS

 昨今、巷ではA Iに関する話題が溢れています。先駆的企業としてO P E N A Iがあり、アルトマンC E Oが解任された時には大きな話題になりました。また、米国市場で今、最も勢いがある企業もA I開発に欠かせない半導体を設計するN V D I Aです。この様にA Iはホットな話題であり、将来、確実に私たちの生活を激変させる「道具」になりそうです。
 一方で、克服されなければならない懸念があることもまた事実です。A Iが突如として「幻覚」(想定しない結果を表示すること)を起こすことが報告されています。その他にも、著作権や偽画像に合成などがあります。更に、「道具」として使う側の人間のアップデートも必要です。ある中学校では1年生に課せられた理科の課題で、半数近くが同じ間違いをしていたそうです。どうやら、間違えた生徒たちは生成A Iが出した答えを書いて課題を提出していたようです。この様に、使い手がその真偽を判別できない場合、想定外の結果をもたらす可能性があります。皆さんは、A Iのある将来をどの様に考えていますか?


それでは皆さん良い週末を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?