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Weekly Follow-up

2023年12月2日

こんにちは! 

    キッシンジャー元国務長官が100歳で亡くなりました。キッシンジャー氏はリアリズムに基づく外交を展開し、政権に最も影響を及ぼした外交官の1人でした。またベトナム戦争の停戦交渉への貢献でノーベル平和賞も受賞しました。一方で、その外交手法は時に批判を浴びるものであり、亡くなった今、歴史の審判を受けることになります。

    以下は、筆者の独断と偏見で選んだ1週間を振り返るにあたって押さえておきたい5本のニュースです。


戦闘再開

    イスラエル軍は再び戦闘を開始した。戦闘再開1日で178人が死亡したとガザ保健省は発表した。戦闘再開の原因として、イスラエル側はハマスが停戦協定の遵守を怠った事を挙げた。これまでハマスが105人を解放した一方でイスラエル側は240人のパレスチナ人を釈放していた。

国産クラウド初導入へ

    政府は国産初のクラウド(ガバメントクラウド)のサービス提供者として、さくらインターネットを選定した。これまで外資系企業を活用していたが、安全保障の観点から国内企業を導入の要請が高まっていた。この報道を受けさくらインターネットの株価は一時ストップ高になった。

裏金疑惑

    自民党の主要5派閥の政治資金収支報告書に多数の記載漏れがあった問題で、安倍派が裏金工作をしている疑惑が浮上した。パーティー券にノルマが設定されノルマを超過した部分については、議員にキックバックしていた事が分かった。また、超過部分については、収支報告書に記載せず、議員側も記載していなかった。東京地検特捜部は関係者に事情聴取し資金の流れを慎重に調べている。

オスプレイ墜落

    横田基地所属のアメリカ軍輸送機オスプレイ(V-22型)が先月29日、鹿児島県屋久島沖で墜落した。乗員8人のうち1人は既に死亡が確認されているが、残る7人については依然として消息不明である。日本政府や関係する都県の首長はオスプレイの飛行の全面停止を求めているが、アメリカ側は空軍所属機に関しては停止する一方で海兵隊所属機は安全確認の上、飛行を継続するとしている。

揺れるアメフト部

 日本大学アメリカンフットボール部の複数の部員が大麻を所持・使用していた問題で、日大はアメフト部の廃部にするかどうかについて継続審議とするとした。当初は、廃部の方針であったが、現役部員や理事会の複数の理事から反対の意見が出たことから方針転換した。また、文部科学省は日大の体質改善の検証するチームを年内に立ち上げる事を決定した。

それでは皆さん良い週末を!

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