Weekly Follow-up
2023年9月30日
こんにちは!
麻生副総裁が福岡で講演した際に公明党の幹部や創価学会を「がん」と発言し波紋を呼んでいます。この発言に対し山口代表は「評価を控えたい」とした一方で、北側副代表や石井幹事長は不快感を滲ませ反論した。次期衆議院選挙の候補者調整を巡り隙間風が吹く自公関係ですが、ここに来て安全保障分野での認識の違いが出てきており長年の蜜月関係に変化が生じている模様です。
以下は、筆者の独断と偏見で選んだ1週間を振り返るにあたって押さえておきたい5本のニュースです。
日朝極秘接触
朝日新聞によると、日本政府関係者と北朝鮮労働党関係者が3月と5月東南アジアで極秘に会談を行っていたことが分かった。岸田総理と金正恩総書記との会談に向けた足掛かりを作る狙いがあるとみられ、日本政府高官を北朝鮮に派遣することも一時検討されていたと言う。ただ、拉致問題に関しては両者に大きな隔たりがありここ数年、進捗していない。
臨時国会召集へ
政府は10月20日に臨時国会を召集する方向で調整に入った。岸田総理は物価高を受けた新たな経済対策を盛り込んだ補正予算案を提出すると表明した。また、細田議長が自身の体調不良を理由に議長を辞すると発表した。
ロシア日本産海産物の禁輸検討
ロシアが日本産海産物の輸入禁止を検討していることが分かった。福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出を巡り、既に中国は禁輸を実施しておりそれに参加する形だ。一方、東京電力は2回目の放出を来月5日に実施すると発表した。
拡大するストライキ
アメリカ自動車業界のストライキが終焉する気配がない。全米自動車労働組合(UAW)は労使交渉に目立った進展がないとして、29日にも追加でストライキを実施する予定だ。このストライキは今月15日からビッグ3(フォード、GM、ステランティス)の各工場で実施されており、バイデン大統領がストライキ現場に赴き激励する一幕もあった。
大幅増額
2025年に開催予定の大阪・関西万博の会場建設費が大幅に増額することが分かった。当初、1,850億円程度を見込んでいたが資材や人件費の高騰に伴い2,300億円規模になる見通しだ。増額分の負担は国と大阪市・府と経済界で3分の1ずつ負担する予定だが、維新の馬場代表は「国が負担していく」と発言している。
それでは皆さん良い週末を!
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