日本市場を取り巻く環境
好調な日本株
日本株は今年に入り絶好調である。世界の株式市場を俯瞰してもトップ3に入るパフォーマンスを見せている。年初来リターンが27.76%を記録している。
特に、商社株はバフェット効果の追い風を受けて上昇を続けている。中でも三菱商事、三井物産及び伊藤忠商事はバフェット氏のポートフォリオの中で1%を超え存在感が増している。バフェット氏は可能なら9.9%程度まで引き上げる考えを示している。
但し、最近はこれまで買い越していた海外投資家が売り越しに転じている。短期的に大きく上昇したため一度、利益確定との見方もあるが、実際は分からない。今年は減益を発表している企業が多いが、最近は日本企業が構造改革を実施し株主還元を意識した経営改革を行っている。これをマーケットは好感し、更なる買いを呼ぶ可能性がある。
年初来リターン(参考: 7/5現在)
日経平均株価: 27.76%
S&P500: 15.83%
上海/シンセンCSI300: -0.07%
FTSE100: -0.13%
更に広がる金利差
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