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連合の苦悩

連合とは

 連合の正式名称は日本労働組合総連合会である。1989年主に全日本労働総同盟(通称:同盟)と日本労働組合総評議会(通称:総評)が統一された日本のナショナル・センターである。現在の加入組合員は700万人に上る。労働組合の役割を「職場レベルの課題から社会的な問題まで解決する」としている。主な加盟組織はUAゼンセンや日教組、自治労などがある。連合の本部は神田駿河台にあるがこんな所にあるのかと思う程、意外とひっそりと建てられている。

 余談であるが立憲民主党と国民民主党の支持母体である連合は、一口に連合と言っても内情としては一枚岩になりきれていない。右派路線の同盟系は国民民主党を支援し左派路線の総評系は立憲民主党を支持している。連合が結成してから30年以上が経過するがこの区別は未だに存在する。

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