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号外:オリンピック開会式が最高だったワケ「より高く、より遠く、より強く、を壊した」

幻の案
AKIRAの赤いバイクが走り回り映し出されるネオ東京を走るというもの

おお、それはすごい・・・のだけれど、
私はこのオリンピックの開会式が最高だ、と思った。

その理由は簡単である
あれをみた
家族の娘が
「ゲームだー!」と大喜びで親に笑顔を見せた話を私は職場で聞いた。
(入場曲はゲームの音楽であり、ゲーマーが喜ぶようなマニアックな選曲だったりした(;'∀')
私はドラクエ、FF、モンハンと少しくらいしかわからんかったよ)

そして話題になった
欽ちゃんの仮装大賞のような
「動くピクトグラム」

この誰でもわかる笑顔になれるネタがあるだろうか?

これを天皇陛下の前でるなんて、よくぞ許可したと思うΣ(゚Д゚;)

選手みなマスクをするという異例のオリンピック
選手の鍛錬ですらリモートで満足にできないなか、

より豪華絢爛に、より高く、より遠くへ行こうとするオリンピックを
ある意味で壊したのはすばらしい。

それも笑顔と、一種のチープさで壊したのだ。

先進国が忘れてしまう、素敵な愛らしい部分を全面に押し出した
あの開会式は私は最高だった、と思う。

自分の国の知名度を少しでもあげるため、と参加した選手の声、
そんな様々な想いを背負ったこの世界が注視するオリンピックというものは
どんな形であれ素晴らしい。

オリンピック反対の人もいる。
1964年の東京五輪でも知識人の多くが斜に構えていた。
だが始まったそれを見ると、気が変わった、という。

コロナで問題は多くある、しかし、この混迷を打破するには
人知を超えた輪の光を見せるしかないのではないだろうか。

「近代オリンピックの父」クーベルタンは1929年、「もし輪廻転生というものがあり、100年後に生まれ変わったら、私はオリンピックを壊すだろう」と演説した。という話があるらしい。

このオリンピックを酷評するものがいるならば、この言葉をもってして回収しよう。
この無茶苦茶な、満身創痍な大会で、それでも残るものこそ、
オリンピックそのものではないだろうか。

汚点やら歴史の残すなんとやら、
人の美しさも醜さも、ステンドグラスのように輝く
一人で、一国でやってるわけじゃないんだから、
そんなもの計り知れるわけがない

なんだか、NHKが「超える」をテーマにして
あなたはなにを超えますか?になっているけれど


私は松岡修造を超える。(;'∀')




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