地方暮らしで変わった刺激の種類
田舎暮らしになってから大きく変わったなと感じることが
「刺激の種類が変わった」ということ。
都会暮らしの刺激といえば、
新作の〇〇、新しくできたショッピングモール、ウインドウショッピングで視界から入るあらゆる物欲、クリスマスイルミネーション、日本一の●●
・・・etc
だったなぁと。
どっこい。現在の地方暮らしの刺激といえばこんなもの⇩
猟師が運んで来る「猪」と目の前で繰り広げられる猪解体、
急激な天候変化と雨漏りや水道管破裂の危機、
同じ日本語と到底思えない方言を浴びせられる、
肉体的に駆り出される(稲刈りとか餅つきとか)、虫や獣
・・・etc
都会から来た人間にとってこういう一つ一つがかなりの「刺激」になっている。そして時に、都会的な刺激が欲しくなり、飛行機一つで都会に行くものの、最近では2〜3日で「もうお腹いっぱい」状態。
都会の人工的な刺激はとにかく脳が疲れるってことに気づいた。
一方、地方で浴びる「自然発生的などうしようもない刺激」は、体は疲れることが多いものの達成感がある。水道管破裂対策とか、梅雨の時期に大量発生するハネアリとか、雨漏りとかとか。
常に「天候とともに生きる」がここにはある。畑をしていたらなおさら。
そしてそれに備えるかのように、日常は穏やか。
【基本がオフモード/ここって時に超オンモード】
これって私がこうあるべきと感じる生き方だなと書いてて思った。
人間、いつでもオンモードだと常に45%くらいになっちゃうんだよね。あと何より疲れる。疲れてしまって、ここって時に踏ん張れない。
やっぱりどうでもいいことは極力せずに、ここって時に120%やるっていうのが私のスタンス。
三十数年間は散々「常に110%!!」で生きてきて、結局いつも疲れてた。疲れちゃうと本当に大事なものを見失っていた。
今は本当に大事なものが見られるようになっている。
けどこれは私が散々都会暮らしをしてきたからってのもあるんだろうな。
両面を見るってやっぱり大事。