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【アロマ:企画倒れ】シャワー室でアロマ

 いきなりタイトルで「企画倒れ」って書いちゃった。

 ちょっとしたアイデアを思いついてやってみたけれど、結果はイマイチだったという備忘録をば。

 浴室でのアロマ体験ということなら、精油入りのバスボムを作ったり、バスソルトに精油をたらしてみたり、もっと簡単に市販の入浴剤を使うという方法がある。

 が。

 私の住んでいるフロアにはシャワー室しかないので、浴槽のない状態で精油の香りを漂わせるにはどうしたらいいのか、ずっと考えていた。

 韓国にいた時には、塩素除去のためのセラミックボールと、レモンなどの香りのするカートリッジつきの高圧シャワーヘッドを使っていた。めちゃくちゃ良かったのだが、帰国後はカートリッジが簡単に買えなくなったので、今は使っていない。シャワーから出てくるお湯そのものに香りがついていたので、なかなか良かったのになぁ。

 その記憶があるので、シャワー室に何らかの香りを漂わせながら、シャワーのお湯を使ったら、いい感じになるのでは、と考えたのだ。

 ちなみに、浴室でアロマキャンドルを使うのは、オススメしない。そもそもキケンだし、密室で火を使うと一酸化炭素中毒になるとも限らない。そして、狭い密室にアロマキャンドルの香りは強烈すぎると思う。一度、海外のエアビーに居た時に、現地で購入したアロマキャンドルを浴室で使ってみたことがあったのだが、香りがきつすぎて頭痛になってしまった。それ以来、狭い部屋でアロマキャンドルを使うのがちょっと怖いのだ。

 さて。

 個人的に、アロマのディフューザーとしてのオススメは、MUJI一択である。

 安全だし、シンプルな構造で、使い方も簡単。そして香りの漂わせ方も一切の問題がない。MUJIのお陰で、アロマディフューザーが市民権を得たと思っているくらい、日本におけるディフューザーメーカーの先駆者である。

 私は、初代(2008年発売)の「超音波アロマディフューザー」を2台購入して、それを今でもずっと使い続けている。

 そして、なんと!その初代のディフューザーとほぼ同じ形状のものが、今はコードレスになっているのだっ!!!

 よっぽど買おうかと悩んだけれど、既に2個も持っているので、今回は断念。

 代わりに、こちらを購入した。目的は、シャワー室で使うためであーる。

 そもそもの発想の起点は、この製品である。

 シャワー室に防水のBluetoothスピーカーを設置して大音響で音楽を聞きながらシャワーを浴びると、なかなかの脱日常的体験だったのだ。

 そのため、「防水の充電式アロマディフューザー」をシャワー室に設置したら、ものすごく良いのではないかと考えてしまったのだ。で、色々とネットで探してみたのだが、なかった.......orz

防水である必要性が、そもそもないのよね。

MUJIのディフューザーも完全防水ではないので、自己責任でやってみようと考えた。

1、充電式のポータブルディフューザーなら、シャワー室に持ち込めるのでは?

2、それをシャワー前に設置して、狭い密室に香りを漂わせつつ、シャワーを浴びたら、アロマシャワー的空間がつくれるのでは?

3、シャワー室の天井近くに設置すれば、シャワーの水があたらないのでは?

と考えたのだ。

水があたらない天井近くに設置するために、セリアまで行って、これを買ってきた。

セリア、まさかの現金払いだったわ.........orz

 こういうことをやってみました!!!

 精油をセレクト。さて。ジャスミン?ローズ?ネロリ?メリッサ?

一通り高額精油の名前が脳に浮かんだが、いやいや、違う。これでんがな。

これはもう、シャングリラホテルの香り一択でしょう。合成香料が入っているけどさ、そんなの関係ねぇ、である。ゴージャスなシャワー体験には、シャングリラ感が必要なのよっ!!

結果。

シャワー室に入った時だけ、シャングリラだったわ........orz

結果をまとめてみると、以下の通り。

1、このMUJIのポータブルディフューザーは、ほんのり香るように設計されている(強烈に漂わせるには、超音波式の大きいサイズが良い)ので、もともと香りが強くはないが、シャワーを浴びると、香りは一切感じなくなる。

2、換気扇の近くに設置したせいかと思い、反対側に設置してみたが、そもそもシャンプーや石鹸そのものの香り(香料なしだが、それ自体に香りがある)の方を強く感じてしまうので、シャンプーに精油を入れた方が、香りは漂う。

3、そこで、シャワー室から出して、脱衣室に置いてみたが、こちらの方がシャングリラ感が出てしまったので、脱衣室に固定設置することに決定。

シャワーを浴びながらのアロマ体験は、石鹸やシャンプーの香りで十分、という結論に。

 でも、前述の通り、小さな発見があった。

脱衣室(洗面室)は、比較的小さい密室なので、香りの効果を瞬時に感じ取れるということ。このMUJIのポータブルディフューザーは、香りが弱いというレビューが散見されたが、狭い密室に香りを漂わせるにはちょうどよい。逆に、この場所に、6畳以上の広さに対応しているディフューザーを置くと、かなりキツくて使えない。

さて。

この有名なMUJIのディフューザーをお持ちでない方で、一つ買ってみたいなと考えていらっしゃる方にオススメしたいのはこちら。コードレスで、このサイズ感で、この価格。他の追随を許さないレベルで買い、でございます。

コードレスアロマディフューザー MJ‐CAD1


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